almost everyday.

its a matter of taste, yeah

杜の都の牛タンパワー

  • 先発は岸。先頭打者・杉谷にいきなりホームランを打たれるという波乱の展開、しかしさすがの落ち着きっぷり。バント失敗からヒッティングに切り替えた島内のタイムリーでまずは同点、銀次のセカンドゴロの間にサードランナーが生還してすぐさま逆転。3回には近藤のタイムリーでふたたび追いつかれるも続く4回に今江がソロホームランを放ち、結果としてこれが決勝点になりました。岸のローテが週末に回ってくるという喜び…!最高です。初回の被弾やその後の制球から見るに、普段よりはやや調子を落としているように見えましたが、それでも8回2失点にまとめてくるあたりはさすがです。頼れるエースとはこういうものだと思うの。
  • それはそれとして今日のスタメン、若手を積極的に起用するのはいいんですけど、7番岩見8番山﨑*1の並びはいくらなんでもアレすぎました。ふたり続けて打てる気がしない。ここで攻撃のリズムが一気に崩れてしまい、波に乗れない場面が多くて見ていて大変もどかしかったです。打てないなりに毎打席ファウルを飛ばす山﨑はまだしも、ブンブン振り回すだけでバットにかする気配すら感じられない岩見は見ていてひたすらしんどい。とてもしんどい。それが打撃だけならまだ諦めもつくのかもしれませんが、守備においても落下地点まで走らないしいかにも身体が重たそうだし*2、貫禄だけがいっちょまえでルーキーの初々しさや守備への貢献といった姿勢が見えてこないのには落胆を通り越して失望しました。わりと早い段階から聖澤に替えたのは正解だったと思います。レフトに打球が飛んでくるたび寿命の縮む思いがしました。

  • さてと、週末の夜はこれからであります。続きはまたのちほど。

*1:本日プロ初スタメン出場

*2:背中がやたら大きいので背番号が妙に小さく見えます

本日のおゆうはん

  • たらと新じゃがのグラタン小
  • 新たまねぎのグリル
  • 砂肝コンフィと素焼きのくるみ、カシューナッツ
  • 蒸し鷄
  • 葡萄神話ロゼ(島根ワイナリー)

島根のロゼ、最初のひと口は「甘っ!」と感じたのですが、空気に触れてしばらく経つと角がとれて水のようにさらさらとした飲み口に変わりました。これ、奥出雲ワイナリーの白と同じような味の変化です。いずれ赤も飲んでみたいな。

I don't make you happy

  • とんでもなく気温が上がる、と聞いてポロシャツ1枚二の腕むき出しで出勤したというのに、こんな日に限って冷房の試運転が入るという報われなさよ。結局、職場に常備してある薄手の七分袖カーディガンが手放せなくなるという間抜けな1日を過ごしました。本当、何やってんだろ…。
  • 先発は辛島。のはずが、初回いきなり負傷退場という運のなさ。代わって急遽マウンドに上がったのが森、ここでいきなり2点を献上。森には悪いが正直なところ、この時点で今日の試合は終わったようなものだとばかり思っていました。が、今日の森は違ってた。まさかこんなにも頼もしい森が観られるとは。
  • 1回裏に茂木のツーランですぐさま試合をふりだしに戻すと、森もつられて気合いが入ったのかそれともいっそ開き直ってハイになったのか定かではありませんがとにかく、2回3回いずれも三者凡退に抑える好投。その後4回にソロを打たれたり5回にピンチを招いたりするも何だかんだで最終的には5回3失点。アクシデントにより急遽登板を余儀なくされたことを思えば、これは立派に試合を作ったと言える出来だと思います。
  • これまでの森のマウンド捌きはいつも何だか自信なさげで、ちょっと打たれたり四球出したりしたらたちまちしょげてあれよあれよと自滅もしくは打ち込まれる、というパターンばかり見てきました。が、今日はその気弱さがあまり感じられなかった。ちょっとくらいボールが先行してもフルカウントまで粘るふてぶてしさと、前の打席で打たれた相手にも落ち着いて対峙できる客観性を見た気がしました。こんなことは初めてです。これは、遂に、2012年ドラフト1位が今度こそ本当に覚醒しつつあると見て良いのかもしれません。
  • 初回の茂木、6回の銀次と、打たれてもしぶとく追いすがる打線の粘りも良かったです。が、追いつきこそすれ逆転には至らないあと一歩のところをもうちょっと何とかしてほしい。7回裏に突如こちらへ試合の流れがやって来てすわ勝ち越しかと喜んだものの、続く8回に福山が痛恨のスリーランを打たれた辺りからして両チーム既に集中力を欠いていた感が否めません。このスリーランもヒットとエラーを経て出た一発だったわけだし、その後もエラーは続いたのだものな。ううむ。
  • 膠着状態のまま延長へともつれ込んだ試合はその後、12回に小野が打たれて力尽き手痛い敗戦となりました。試合時間、なんと5時間16分。わたし自身も高梨が回をまたいだ辺りで力尽き、日付が変わってしばらくしてからようやっと覚醒いたしました。森を諦めない勇気とそれに応えた森が印象に残った試合だった。平石監督代行は我慢強いな、そして選手を信じて送り出してるな、という芯の通った気持ちの強さを見た気がします。それでは、あらためましておやすみなさい。