almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ほとばしる奔流(ダブルミーニング)

とうとう来ました。職場の気温が体温を超えてしまいました。しとどに流れる汗という名の電解質が、額から頬から耳から顎から重力に従い下へ下へと零れ落ちてまいります。平たく言うと、ズボンのウエスト部分が絞れそうにぐっしょりです。今週に入ってからというもの来る日も来る日も真夏日で、天然サウナだ自然ダイエットだとおのれを励まし騙し騙しなんとかここまで来たものの、今日はさすがにそろそろ限界が近いんじゃないか?と思わされてしまいました。これが肉体労働ならまだいいのです。汗をかくことが当たり前の状況ならば諦めもつくのです。がしかし、うちってばこれでも一応事務系なのですよ。何もしなくてもおのれの肌から立ち上る蒸気で2分おきにメガネが曇ってしまう劣悪な環境の中、冷静かつ迅速な判断に基づく正しい事務処理が可能とお思いでしょうか。答えは否です。あたりまえだよ。毎年毎年言ってるけどさ、さすがにそろそろ改修工事してくださいよ〜。わたしが溶けるのと壁が崩れるの、どっちが先かしら?っつう話です。暑いよう。だるいよう。ひー。

秋から始まる新システム稼動研修を受け、ふだん滅多に使わない頭をめずらしくフル回転させ、どう考えても自らの許容範囲を超えまくっているとしか思えない情報量に胸焼けをもよおし、挙句の果てには暑さにやられ、もはや自分でも何が何だかわからないくらいぐてんぐてんにくたびれきって帰宅した後、心身ともに緩みきった状態で洗濯をはじめたら突然異変が起こりました。うちの洗濯機は姉から譲り受けた10年もので、しかも設置場所がベランダという雨曝し状態のためか時々調子がわるくなるのですが、中でも今日のトラブルはちょっとした見ものでした。10年の時を経て老朽化しまくった排水ホースがひび割れて水漏れを起こし、それも脱水途中だったせいか洗濯機の高さを超える勢いでもって盛大に水が噴き上がっているのです。そりゃもう、文字どおり噴水のごとし。今さらスイッチ切ったところで中に水が残ってる限りこれは止まらないわけで、いま自分にできることはと言えばホースの蛇腹部分を両手で押さえて水の出口を狭めるくらいしかないわけで。立て膝ついて呆然と口を開けたままホースを繋ぐ自分の姿は、おそらく相当マヌケだったろうなと思います。それでようやく水も出尽くし、洗濯機の電源を切った後のわたしの行動はというと。まずは階下の住人に謝りに行き→ダッシュで電器屋へ向かい→替えのホースを買い求め→帰り道のコンビニでハーゲンダッツホームパックを仕入れ→部屋へ戻ってホースを繋ぎ替え→再度階下へ詫びを入れ現状報告し(ハーゲンダッツはもちろん彼等へ)→洗濯を再開→待ち合わせていた友人に遅れる旨をメール→干し作業→20分遅れで待ち合わせ場所へ。といったところでした。この間のトータルランニングタイム、40分。やればできる、というかやらないと何もできない性分みたいですよわたくし。あんまり申し訳なさすぎて、謝りに行く途中で膝ががくがく震えちまいました。皆いいひとたちでよかった、下の家族も友人も。ほんとにほんとにごめんなさい。いくら突発事故とはいえわたしの家財管理が甘かったのは厳然たる事実なわけで、とにかく現在、海よりも深く反省しております。極力人さまに迷惑をかけない、というのが最低ラインの生活信条だってのに。あーうー。以後気をつけますのでどうかお許しください・・・。

そんなわけで、諸問題に無理やりけりをつけた後は友人とごはん。インドカレーと巨大なナンとサモサを食べつつ、大いに飲んで喋りました。おかげでようやく気分が上向きになってきましたよ。よかった。明日はいよいよひたちなかです。溜まりに溜まった鬱屈を燃料に、がっつりはじけてまいります。それではおやすみなさいませ。