almost everyday.

its a matter of taste, yeah

甘美なる早春の早朝の二度寝

午前3時に目を覚まし、もそもそ着替えて部屋を出ました。目指すは仙台です。渋滞というものがどうしても我慢ならない性分ゆえ、自らの運転で出かける際はできるかぎり朝の早い時間に出発することにしているのですが、これはどうやら早朝でさえなくてまだ文字どおりの丑三つ時だった模様です。田町(※いわき市が誇る呑み屋通り)のネオンはまだ煌々と輝いておりましたよ・・・。物好きだなあ自分。
走り始めて2時間ちょっと。朝日が昇り始めるのとほぼ時を同じくして、シャッフル再生のiPodからはベン・リーの"BOLT"とスーパーカーの"クリームソーダ"が続けて流れてきました。何だかとても、正しい朝を迎えているような気がしました。うれしい。目と腰と神経を酷使したおのれに褒美を与えるべく、うまい具合に左車線側に見えてきた牛丼屋に入ってミニサイズの豚汁セットを食べました。深夜および早朝、牛丼屋にひとりで入るのはわりと好きです。残念なのは、大抵の場合その時間帯には身体が肉を欲していないということ。かなしい。ひとまずお腹も満たしたあと、合計3時間ほどで相方んちにたどり着くことができました。すぐさまふとんへもぐりこみ、しばしの睡眠を。こんなにも達成感あふれる二度寝はきっとめったにあるもんじゃないよなあと思います。うふふ。おやすみなさい。

それでお昼すぎ、ようやっと行動開始。バスに乗って駅前まで出かけ、一番町のキャスロンでごはんを食べました。おそろしく混んでました。が、待った甲斐あってちゃんといつも通りのポトフが食べられたので良しとします。キャスロン二度め(紫山は体験済み)の相方はポトフのにんじんに「甘い!にんじんじゃないみたい!」と驚いてました。わーい、してやったり。それと、セットでもうひとつ付いてきたトマトとチーズのフォンドボーがおいしかったです。牛テールっぽい感じのスープにふわふわのかき卵とざく切りのトマト、それにほどよくとろけたモッツアレラチーズが入ってました。家でも真似して作れるかしら。コンソメで代用すればなんとかなるかもしれません。今度やってみよう。

あちこち眺めていったん帰宅した後、今度は夕飯の買い出しへ。・・・出かけるつもりが、近くのブックオフに立ち寄ったらあっという間に2時間近くも経ってしまいました。びっくり。相方は立ち読み・わたしはCD漁りという完全別行動、それぞれ持ち場に専念した甲斐あってなかなかよさげなのを見つけることができました。ホフディランのマキシを2枚と、東京60WATTSというひとたちの同じくマキシを1枚。なんだかジャケがよさげだったので。それとわたしは「アルバム未収録」という売り文句にとても弱いです。この商売上手めっ。

部屋に戻ってからは相方が掃除をし、わたしがごはんをつくりました。これもまた分業制、それぞれなかなか要領よく動けてる気がします。これはもしかして、ここ一年にわたる教育の成果があらわれてきたということだったりするのでしょうか。だとしたら、とてもとても嬉しいです。うふふふふ。

それはまあいいとして。このところ、相方んちに来たときはカレーやシチュー等の「ひとつで腹がふくれる」類のおかずをつくり小分けに冷凍しておく。というのが習慣になりつつあります。相方は余程ひどいものでなければそう文句も言わずに黙々と平らげる性分で、加えて言うなら「なに食べたい?」と訊いたとしても明確な返事が返ってくることはあまりなく、結果的にこちらが適当に選んだもの(多くの場合、その日ナイスプライスで手に入った食材に左右されます)をつくることになるのですが、今日はめずらしく「できればシチューがいいなあ」なんてことを言われたのでちょっとだけ驚きました。試しに理由を訊いてみると「カレーならどこのお店でも食べられるし、職場の食堂にもあるから」とのこと。なるほど、言われてみれば確かにシチュー単独でのメニューというのはあまり見かけない気がしますね。だけどこれってあくまで冬限定だよなあ。春が来て夏が来る前に、冷凍保存が可能でしかも解凍しても味が落ちない料理のレパートリーを増やさなければなりません。いも類を使わない(解凍するとしょりしょりになってしまうので)、というのがなかなかむずかしいです。うーん。

で、本日のお夕飯。沖縄物産公社で買ってきたソーキそば(ちゃんとラフテーつき!)にレタスとしらすのサラダ、冷奴、オリオンビール。暑いところで作られたビールは大抵、後味が軽くてフルーティなので普段以上にごくごく飲めます。だいすき。これらを食べながらめちゃイケ見てたら、たまたま出てきた極楽とんぼの山本のお母さんがうちのママンにすごく似ていてちょっと動揺しました。何となくへこむわー。おやすみなさい。