almost everyday.

its a matter of taste, yeah

そうだ。過去、未来も越えて、

早朝、おもてがまだ暗いうちに薬が切れて痛くて眼を覚ましました。枕元に置いておいたペットボトルのさんぴん茶で薬を飲み下し、お湯を沸かして湯たんぽに詰めてそれを抱いてふたたび就寝。ゆっくりと血が流れていくのがわかるような感覚。身体のどこか一部分があたたかいだけでこうも気持ちが落ち着くのはどうしてなんだろう?
9時すぎ、あらためて起床。洗濯などして相方が目覚めるのを待ち、11時くらいには行動開始。めずらしく「ハンバーガーが食べたい」などと言うので(きっと、ごはんを作らなくて済むよう気を遣ってくれたのだと思います)、まずはモスバーガーで軽めの食事をなど。コロッケフォカッチャとサラダとクラムチャウダーのセット、どことなく健康志向な感じ。その後は泉方面へ向かい、アリスでチーズケーキを買いました。本店へ赴くのは久しぶりで、いつの間にか店舗スペースが別棟になっていたのでびっくり。繁盛してるのだなあ。

そのチーズケーキは、相方んちへの手土産に。相方ママンは顔の傷跡がだいぶ消えたことをとても喜んでくれて、また今日はセンター試験の第一日めだったため「受験生じゃなくてよかったわねえ」とか「2年前じゃなくてよかったわねえ」というようなことを言い合い、わたしも他人ごとのようにむはむはと笑いました。ちなみに「2年前じゃなくて〜」というのは、その頃がちょうど白無垢での写真撮影日あたりに被っていたことを指してます。確かに。もしもそんな大事な日に白塗りしても隠せない(っつうかそれ以前にまず部屋から出られない)疾患を抱えてたとしたら、世を儚んで舌を噛み切るくらいのことはしてたかもしれないよなあ。運がいいのか悪いのか。どう転んでも「いい」とは言えない気がするけれど、「悪運」に限って言うならかなりいい感じに強いんじゃないかと思います。特に嬉しくはないです。

その後、先週津波警報のため尻切れになってた「風林火山」の再放送を2話ぶん続けて見てから相方んちを退出。相方が特に熱心に見てました。「新撰組」も「功名が辻」もいっさい見なかったのに、なんでこれだけそんなに真剣に見てるの?って訊いてみたらば「戦国時代が好きだから」という返事。そうなのか。「歴史ものが好き」とかいう大まかで曖昧な好みじゃなくて「戦国時代が好き」という明確かつピンポイントな嗜好だったのか。他のジャンルに例えて言うなら「音楽が好き」じゃなくて「ハードコアパンクが好き」とか「サイコビリーが好き」みたいな感じでしょうか。だとしたら少々ストライクゾーン狭すぎやしませんか。別にいいけど、わたしは実はまだこの男のことを何も知らないのかもしれないなあ。なんてことをちらりとだけ考えたりしました。そう思うとわくわくします。

帰り道、いろいろと買い出しなど。ユニクロで仕事用のインナーを買ったり(ヒートテックモイストのハイネックがあたたかくてお気に入り)、電器屋で蛍光管を買ったり。あと、自分への快気祝いとして、かねてから欲しかったフードプロセッサーなるものを購入しました。数え切れないほどたくさんある様々な在庫のうち、できる限り機能も部品数も手入れもシンプルなものを選択。シンプルとは言っても、これ1台で「混ぜる」「おろす」「こねる」の3役をこなしてくれるんだそうです。うー、たのしみ。

帰宅後、実家と姉んちから相次いで電話。きのう送ったものがどちらも届いたそうで、それでもって喜んでもいただけたようなのでよかったです。特にカニは「まるで喧嘩してるみたいに」ふたり無言でもくもくと食べたそうで、その食卓を想像してひとりにやにやしたりとか。ちなみにうちの本日のお夕飯は水炊きでした。あらかじめやわらかく煮ておいた根菜類を土鍋にたっぷり入れて、あとは白菜きのこ類銀だら鶏だんごなど。鶏だんごはさっそくフードプロセッサーを利用して作りました。むね肉の皮と脂身を取り除いてからミンチにしたので、あっさり淡白でしかもぷりぷりしてておいしかったです。ごはんがおいしいって幸せだなあ。おやすみなさい。