almost everyday.

its a matter of taste, yeah

くちびるから災厄 その2

目をさましたら、ヘルペスが、もう。どうにもこうにもやばい見た目に肥大化しておりました。唇がめくれ上がってじんじんしてるような感じで、伏し目にするとそのてっぺんが視界に入ってきてしまうほどの腫れ上がりっぷりなんです。さすがにこれは、気の弱い子供が見たらきっと泣き出す。という自主規制により、マスクで口元を厳重に覆ってから外出。ヘルペス菌が猛威を振るっているせいか心持ち身体がだるく、やや熱っぽいのが気がかりですが、だからと言ってこんな日に部屋でぐじぐじ過ごしていても更に気持ちはどんどん沈むばかりだし、それにひどく天気がいいのでかねてからの予定どおり泉へサッカーを見に出かけたのでした。
わたし自身はさほどサッカーに興味があるわけでもなく、オフサイドを始めとする各種ルールを未だによく理解しきれていない程度に疎いままなのですが、「(マラソンと駅伝を除く)全てのスポーツは生で見るほうが絶対におもしろい」という自分内真理に基づき相方に連れられてやってきてみました。仙台対京都、J2の試合です。連休後半の初日、それもホームの試合ということもあってチケットは軒並み売り切れ、ものすごい人の入りようです。黄色いTシャツの人があんまり多すぎるせいで、目がちかちかするっつうよりもはや痛いくらいでした。個人的なお目当ては、18番のFW萬代宏樹さん。高校時代から全国レベルで活躍し続けている福島の星であります。昨年はまだ補欠だったけど今やレギュラー、つうかエースらしくて試合前に名前がコールされただけで少々涙腺がやられかけてしまいましたよ。大きくなったのねえ。って、親戚の子供の成長に目を細めるような気持ちで。勝手に。

残念ながら仙台は負けてしまいましたが、それでもじゅうぶん楽しかったです。応援ソングに合わせて踊ったり手をたたいたりしてたらあっという間に2時間たってしまった、という感じ。サッカーはお客の入りが多いときに見るほうが断然おもしろいなあと思いました。うっかりカニトップもしくはアイリスオーヤマTシャツ買っちゃいそうな勢いでした。既にお店が閉まってたのですんでのところで踏みとどまりましたが、この分だと実際に購入に至るのは時間の問題という気がひしひしと・・・。どうせならキリンのロゴが入ったやつが欲しいんだけどなあ。無理か。

試合直後は地下鉄泉中央駅へ向かう約2万人の人波に翻弄されてただそれだけで既に胸焼けを起こしそうになり、たまたま相方がドコモショップに用事があるっつうので最寄り店舗へ立ち寄ったらば、その間にだいぶ人がはけてくれたのでほっとしました。んで、相方が用事を済ませる間にそのへんのフリーペーパーとかぱらぱらめくってたらたまたま目にとまったのがこれ。90年代後期に仙台在住だった皆様にはど真ん中ストライクじゃなかろうか、とかなんとか思いながら何となくはらはらしつつ拝読しました。わたしの勝手なイメージでは、×年遅れの宍戸留美嬢in仙台、て感じです。サトウミカ嬢。いま見てもなお、お人形的かつアンドロイドちっくにキュートだなあ。見ててたのしい。

ドコモの用事が済んだ後は、泉の駅前をふらふら散策。駅ビルにTIME&TIDEや無印やソニープラザ(あ、最近は『ソニー』が取れたんでしたっけ)やファブリックジャム他、好んで足を踏み入れるお店がこまごまと揃っているのを見るにつけ、住みやすそうな街だなあとうっとりしながら帰りの地下鉄に乗り込みました。おゆうはんは相方んちでゆっくり、手延べうどんと冷奴、冷えたビールにくきたちのおひたし。明日は唇が快方へ向かってくれるといいのだけれど。おやすみなさい。