almost everyday.

its a matter of taste, yeah

かたちにならぬ思いなど かたちにならぬ程度だよ

業務上なくてはならない、それゆえ一日でも早く覚えなければならないことがあまりに多すぎて、ちょっとつついたら頭がぱちんと破裂するんじゃないかという気がしてくるくらいにきりきりしながら働いて、とりあえず1週間が経過しました。
付け焼刃の脆い知識しか持たない今の状態で、この道○十年のベテランの皆様と渡り合おうとすることそれ自体がまず無理な話だ。ってことは重々承知してるんですが、それでもやっぱり最前線へ出て行かざるを得ない現状に胃を痛めております。念のため前任者に確認してみると、10回のうち10回まで「いーんじゃない?それで」と適当にあしらわれてしまう。といういかんともしがたい事実にも砂を噛む思いです。ていうかてめえ、3月中旬の仕事まで手付かずのままで残してくたぁどういう了見だ…?と胸ぐら掴んで揺さぶりたい衝動に駆られることもままありますが、ぐっと堪えて我慢してます。大人なので。ところでわたしは思うのだけど、こういうことが積もり積もって20年後にたとえば癌とかそういうものになって発見されたりする、ということもあるのではないかしら。
それとは全く関係ないけど、昼すぎに姉から電話が入りました。「ママンにはまだ内緒ね」と念を押されてから聞いたところによると、おとうやんの肺に拳大の影が見つかったのだそうです。「今のところまだ何とも言えないけど、とりあえず覚悟しといてね」と言われました。自分でも可笑しくなるほど動揺しました。あのおっさんはきっと殺しても死なない、ずっとそう思ってきたはずなのに、いざ「死」と明確に結びつくイメージが降ってわいた途端このザマです。笑うに笑えない。というか、涙が止まらない。どうしてもどうしても止まらない。苦しい。苦しい。息ができない。とりあえず顔を洗ってぎゅうっと目をつぶって、それから机に常備してある目薬を差して仕事に戻りました。お願い。お願い。誰にお願いしたらいいのかわからないけど、まずはじいちゃんばあちゃん、お願い。まだあのひとを連れて行かないで。お願い。
そんなことがあった後もなんとなく気を紛らわせていられる、という点においてはこの忙しさもまあありがたいと言えるのかもしれません。あちこちぐるぐる立ち動いた後、夜は職場全体の歓迎会へ(当然の如く幹事)。折りしも海は大荒れ、職場待機のため直前になって出席をキャンセルした上司と同僚におゆうはんの差し入れを届けたあと、へとへとになって帰宅しました。くたびれると(別の意味で)しんどいことも忘れられるのかな。そうならいいのに。おやすみなさい。