almost everyday.

its a matter of taste, yeah

掌伸ばせば冷たい幻

写真:本日発売、塩キャラメルショコラ。図書館までの散歩ついでにいただいてきました。うん、たしかに濃厚。
きっかり2か月に一度しか顔を合わせない仕事相手と、朝いちで待ち合わせ。いつもの仕事は滞りなく終了し、それじゃまた再来月に。と頭を下げて職場へ戻ろうとしたところを、背中ごしに「ところでアンタさあ」と呼び止められました*1
それで「はい?」と振り返ったら間髪入れずに「それでアンタってさ、結婚してんの?」と訊かれ、脊髄反射で「はい」と返したところ、目の前の生粋の海育ちの大柄な男子が急にもじもじしながら「あのさーそれなら教えてほしいんだけどさー『結婚してください』ってどういうふうに言われたら嬉しいもんなの?アンタ俺の好きなひとと話しかたとか似てるから参考にさせてもらいたいんだけど」と息継ぎなしで一気にまくしたててきたので「こりゃ責任重大だ」と思いました。なんなんだろう。ひょっとしたらこのひと、しばらく前から「次に会ったら訊いてみよう」みたいなノリでこの日を待ってたりしたのだろうか。「うわー迂闊なことは言えないぞ」と焦るその一方で、急速にやる気を失い「適当にうまいこと凌いで次の仕事行っちゃわないと」とせっつく面倒くさがりの自分も出現してきてあわあわしちゃって咄嗟に出てきた返事というのが「えーとほら、佐藤さん(仮名)っていつも優しそうだから、たまにびしっと言ってみたら相手もぐっと来るんじゃないですかね?」でした。ひねりなし。いくらなんでも直球すぎるよ俺。でも、一周まわって考えてみると、やっぱり求婚ってそういうものだと思います。それで肝心の佐藤さん(仮名)はというと、分かったんだか分かってないんだかよく分からない曖昧な笑みを浮かべておられたのですが。そんなこんなで、再来月の今日が今から何だかちょっと怖かったりしています。佐藤さん(仮名)に幸あれ。
その後、別の仕事で外回り。こういう移動の際は大抵いつも地元のFMをつけっぱなしにしておくのですが、それで今さら初めてじぇろさんの歌を聴きました。こぶしの回らないなめらかな歌いかた、演歌色のうすいパーカッシブな編曲、そして「あなた追って出雲崎」のところのドラマチックな盛り上がり。格好いいなあ。それでいま、これを書きながらPV何度もwatch againしてます。PVはPVでまた違った格好よさがあるなあ。「八ツ橋とミルクティー、一緒に食べたら意外に合うかも」みたいな驚きと違和感を伴う力技っぽい和洋折衷ぐあいにくらくらしてます。カラオケで歌ってみたい、機会があれば。たぶんないとは思うけど。おやすみなさい。

*1:別に怒ってるとか横柄とかいうわけではなく、純粋に訛ってるがゆえの二人称がこれです