almost everyday.

its a matter of taste, yeah

味があってもなくてもまずくても

業務集中月間につき、局地的な繁忙期の只中におります。フロア全体で共有しているわずか2台のコピー機はそれでなくてもよく混むのですが、このところは常に複数名が並ぶほどの盛況ぶり。何だかなー。
それで今朝、わたしも急ぎの資料を片手に列へと並んだのですが。ふと前をみると、隣のコピー機には誰も並んでいないばかりか運転音すら聞こえませんでした。うわあ故障か、こんなときに。と舌打ちのひとつもしたい気持ちで順番を待つも、何だかどうも様子がおかしい。それで列が前へ動くと同時にもう一台のコピー機へ歩み寄って確かめてみると、それは何とただの紙づまりなのでした。誰よ?紙詰まらせてそのまま放置した不届き者は。せめて総務に声かけないと、と考えながらつい手が伸びて*1カバーを開き紙送りトレイのレバーを捻りトナー定着部品の周囲に細かく破れた紙の切れ端がないことを確かめ、次に用紙トレイを順ぐり開いて詰まりやよじれがないのを見てとり、最後にトレイを引き出した先の、ずっと奥の暗いところに目をこらす。と、ありました。A4トレイの奥の奥、トナーまみれでぐしゃぐしゃに丸まったコピー用紙が。というわけで早速そこらにあった菷の柄をつっこんで手繰りよせてこれを取り除いた後、こぼれたトナーを拭い読み取り部分もさっとふき取りリセットボタン。あっさり復活。わー、あっけない。
元の列はとっくに抜けていたためそのコピー機でおもむろに自分の作業をはじめたら、小さなため息とともにささやかな拍手までもが起こりました。そしたら、自分でも信じられないくらい気が滅入りました。なんて言ったらいいんでしょうか、唐突に「うわあ、俺、この仕事やめっち」という考えまでもが頭をよぎりました*2。だってこんなの、別に大したことじゃないでしょう?実際に手を出さないまでも、担当部署にひと声かけるくらいのことはできるでしょう?誰かがやらなきゃ文句言うのに、そのくせ自分は知らんぷり。ひどいときには被害者のふり。ああもう、やだやだ。このフロアってこんなにつまんないひとばっかりなの?忙しいのはみんな同じでしょう?ねえ。
いつになく気が立っているのも頭が痛くてしかたないのもお腹がすいてきもちわるいのも、みんな全部この時期のせい。ということにして自分を甘やかしてもいいですか?あす働いたらお休みなのです、あと一日。おやすみなさい。

*1:庶務経験者特有の悲しい性:気がつくと雑多な作業に手を貸して巻き込まれがち

*2:保原弁