almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2011年第5回・本日のライブ NO MUSIC!NO SENDAI! NO MIYAGI!@勾当台公園野外音楽堂

わたしが見たのは2番手のyumboから。「仙台の至宝」と称されるその存在は見聞きしたことがあると言えども、実際に音を聴くのは今日が初めてでした。いや、それどころか編成さえも今日になるまで知らなかった。ギターベースドラムにホーンがふたりとボーカルの6人、曲ごとにパートをちょっとずつ替えて演奏するのが見ていて楽しかったです。それと、ドラムのひとがわりばし?とかその辺で拾ってきたっぽい木の枝?みたいなのをスティックがわりに使ってたりして、そのつど音が変わるのとかも興味深かった。序盤はちょっとぎこちない感じもありましたが、後半へ進むにつれ音がとろとろとやわらかくなってきてえらい気持ちよかったです。強い風と暖かな木漏れ日と、長く使ってこなれた毛布みたいなあの音。うっかりすると眠ってしまいそうでした。
イルリメはただただ楽しかったです。冒頭からステージ前に機材もろとも降りてきて、お客をみんな前に集めてひとしきり場を盛り上げたかと思えば、小学生くらいの女の子にリズムマシンを持たせてその場でラップを重ねたりとか。音を出すのも声を出すのも客を煽るのも全部ひとり、にもかかわらずこの身軽さったら!かっこよくておもしろかったです。また見たいな。
ceroもこれまた楽しかったです。曲によってはツインベースになったりもする、低音強めの歌心あるヒップホップとでも言えばいいんでしょうか。マウンテンマウンテーン、てくりかえすサビが可愛いあの曲が耳に残って離れません。仙台らしく例えるならばドロノフネ種子島みたいな、童謡っぽく覚えやすくて歌いやすい曲でした。あれ欲しいな。他にも「スマイル」にはほんの少しだけ100ミリちょっとのがまぎれ込んでて思わずにやりとさせられたし、「グッドライフ」では♪ギターを抱えて眠るんだー♪みたいな歌詞のところでギターの子がほんとにギターをぎゅっと抱きしめるしぐさをしてたりしてて、まんまと心をわしづかみにされました。ライブの終わりに「必ずまた来ます」と言ってくれたので、そのときはきっとまた見に行こうと思います。
ところで明日はくるりが来るんだそうですね。どうなっちゃうんでしょうか。どうか明日もビール日和になりますように。