almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Amor Fati

本日オフ。風邪ぎみなのに加え、お盆前の仕事がひとつ片付いてちょうどいい感じに間が空いたため「休んどくなら今日だろう」と考えたのでした。風邪とは言っても微熱と咳とデス声程度、一日ゆっくり臥せっていたのでこれより酷くなることはないでしょう。休めてよかった。ありがたいことです。14時46分の黙祷も忘れずに。
気温は今日もぐんぐん上がりました。幸い風がよく吹いてくれて灼熱地獄は免れましたが、それでもやはり暑いことに変わりはないので、涼しくなれそうなことをあれこれ試してみました。オーロラの写真を見るとか「雪国」を読み返すとか、あとは己の記憶力および想像力に訴えるとか。
例えばあれは小学生の頃、校庭の端の池に張った氷を爪先でつついていたら突然それがばりんと割れて膝まで氷水に浸かった時の、脳天を貫くような冷たさ。あるいは、雪の中を男の子と転げまわって遊んでてウールのセーターと背中の間に雪をしこたま挿し入れられた時の、火傷にも似た鋭い痛み。皮膚に意識を集中させたら、いずれもそこそこ涼しくなれた気がしました。真夏に思い出す雪の記憶は、現実よりもずっと綺麗なものに思えてうろたえてしまうことがあります。おやすみなさい。