almost everyday.

its a matter of taste, yeah

I'll be your eyes your ears, Get on it

すごくすごく好きなんだけどアンテナには入れたくない日記があります。それと同じように、すごくすごく好きなんだけどフォローしたくないアカウントもあります。でも、それっていうのは自分の中での意味合いがほんのちょっとだけ違うんです。自分から近づいていきたい気持ちと、逆にあまり近づいてしまいたくない気持ちとのバランス、の違いなのだろうなあこれはおそらく。ああ、こんなにも大好きなのに。
職場の健康診断でした。例年ならば大抵5月の連休前に行なわれるはずが震災でこの時期に、というのはまあ致し方ないとして、だからって何もわざわざこの時期にあててくれなくたっていいんじゃないかという気がしました。よりによってお盆って。いつもならみっちみちに混み合ってる受付窓口、びっくりするほどスカスカだったよ。そりゃそうだろう、まだみんな休んでるもの。出てきてるひとのほうが少ないもの。
にもかかわらず、採血時にはわたしの後ろに長い長い列ができ「ちょっとこれ何なの?」「この列ぜんぜん進まなくね?」という冷たい視線を背中にびしばし感じまくって生きた心地がしませんでした。元来わたしの血管はやたら細い上に見えづらいという医療従事者泣かせの不良物件であるらしく、それがまた今日はいつにも増してすこぶる残念な状態だったようなのです。曲がりなりにもプロの看護師さんが、わたしの腕をひと目みるなり「どこ?血管どこー?」と慌てふためくってそれはいったいどういう状況なのか。二の腕の肉がちぎれそうなほどギチギチにゴムを巻きつけられ、肘の内側が真っ赤になるまでびしばしびしばし叩かれまくり、それでようやく見えてきたらしい血管を「うわあ細いわ」「まじで細いわ」「乙女の血管…!」と皮肉られたうえ二度刺し直してようやく完遂、ってそれはさすがにあんまりすぎやしませんか俺の血管よ。
でもいいのです。乙女なのです。プロが言うんだから間違いない。わたしの血管は乙女です。チャームポイントは血管です!と今後はずっと言い張って生きていこうと固く心に誓いました。結局のところ、細いって言ってもらえたら嬉しいよねえたとえそれが血管でも。という単純明快なお話でした。いつもいつもお手を煩わせてごめんなさい。おやすみなさい。