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almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2011年第9回・さいきん買ったCD

番外編

14.0.7 / シュリスペイロフ
0.7
しばらく前に中古で1stを手に入れて、それがすごく良くて何度もくりかえし聴いていたシュリスペイロフ。きのうタワーに行ったらちょうど新譜が試聴機に入っていて、わくわくしながら聴いてみました。1曲めからのけぞるくらいに格好よくて、すぐさま買って帰りました。それからずっと聴いてます。
このひとたちの何が好きって、わたしの場合はまずリズムです。足元をすくうようでいて妙に歌心のある、やたらめったら耳に残って癖になるあのリズムがすごく好きなんです。リードトラック"夢うつつ"は正にそういう要素がてんこもり、特にBメロ(アクモン風味)がきもちよすぎて腰くだけです。サビで一気にはじける辺りが少々もったいない気もするけれど、それを補って余りあるきもちよさなんです。他、ブラーみたいに物憂げなコーラスが印象的な"まさかさかさま"、ゆったりしたテンポと官能的な詞(!)にどきりとさせられる"花を這う"あたりが特にツボです。後半はメロウな曲が多く、じっくり聴けてこれからの季節によく合いそう。聴けば聴くほど、なアルバムだろうと思います。聴きこむほどに感触が変わってきそう。
それからもうひとつ、このアルバムタイトルとジャケットについて。視界の中央、その焦点で像を結ぶことができない、手を伸ばせば届きそうな距離なのにそれがよく見えない。もどかしい。音にも詞にもぴったり寄り添う、すごくいいアートワークだと思います。