almost everyday.

its a matter of taste, yeah

You'll Be Fine

  • それなりにせっぱ詰まってる案件の相談を直属のボスに持ちかけたいのだけれど、当のボス本人が完全にリミット超えの状態を維持したまま昨日も今日もフル回転しており、きっかけを掴めないまま現在に至るという膠着状態。単に仕事が忙しいだけならまだしも、いつぶり返してもおかしくない病が完治しないまま無茶に無茶を重ねているので見ていてすんごくはらはらします。いつぞや携帯用の薬剤をベルトに装着してきた時などは、半ば本気で強制送還を試みるもあえなく失敗。許されるなら羽交い締めにしてでも帰ってもらうべきだった、はずなのに。
  • そのボスは絵に描いたような「いいひと」で、常に笑顔を絶やさないし頼まれごとは断らないし断れないしでややもすると「どうでもいいひと」として扱われてしまいかねない根っからの善人なのですね。辛いんだ。見ていてとても辛いんだ。何故ってそれは、程度の差はあれ自分も同じく断れない性質だからです。何か変な呪いでもかけられてんのか?と疑いたくなるほど、行く先行く先どの職場でも余計な仕事を押し付けられやすい。外を歩けば見知らぬ人にやたらと道を訊かれるし、平たく言えば「舐められやすい」の一言に尽きるんだろうなと。
  • そう、「善人」と「舐められやすい人」は似て非なるものなのです。わたしの善意は打算づくしです。「今このひとに恩を売っとけば、いつかわたしが大変な目に遭ったときも助けてくれるよね?」という損得勘定が常に頭の隅にあるのです。それもこれも、全ては仕事を円滑に進めるための処世術。善人とはそのようなことを露ほどにも考えない人、または考えていたとしてもそれをおくびにも出さない鋼の心の持ち主です。あるいはいっそ仏です。わたしはまだまだ修行が足りない。おやすみなさい。