almost everyday.

its a matter of taste, yeah

唇かみしめながら真白い手の平を傷つける

  • いい天気。というわけで10時すぎには家を出て、コボスタへ秋季練習を見に行きました。

  • というのも。今日ここに来れば、野球のみならず杜の都駅伝も見られるんですよね。この界隈にたどり着いた10:30時点で既に、のぼりを担いだ関係各位が円陣組んで気合い入れたりしてるわけでもう、競技場周辺の緊張感が半端ないわけです。いやー、しびれる。しびれるわこの空気。たまらーん。

  • で、球場の中はというと終始リラックスモード、よくあるニュースのアナウンスで言えば「選手たちは調整メニューで軽く汗を流しました」といった感じのゆるい練習風景が淡々と続けられました。久々に足を踏み入れたバックネット裏はシートがふかふかに柔らかくリニューアルされていて、陽射しも暖かく穏やかなのでついうとうとしてしまいそうになります。いかんいかん。
  • シートノック中、ファーストに見慣れない左ききの野手を見つけて「ん?誰だ?」と目を凝らしたら、肘の故障から支配下登録を解除された片山だったので切ない気持ちになりました。ほんの数年前には小山・片山・青山でスリーマウンテンなどと称された時期もあったのに、今や青山ただ一人しか残ってないなんて…!ううううう。片山はその後、内野手ノックが終わってもひとり黙々とフィールディングの確認を続けてました。がんばれ。がんばれ。このことは来季まで忘れないよ、片山。
  • その他、見ていて特に面白かったのは投手陣へのノック。サイコロを交替で振り、あらかじめナンバリングして振り分けておいたペアごとに外野までの長いノックを受けるというルールらしく、あらぬ方向へ球を飛ばされたり逆方向へと走らされたり見ていて飽きませんでした。というか、いじられる選手がだいたい決まってるような気もする。何が言いたいかというと福山最高って話です。帰る前にはショップに寄って#64のキーホルダーを買い求めました*1。永井のタオルが完売してるのを見たときは、ちょっとだけ涙腺が緩んだよね。愛されてるよね永井。せっかくなのでついでにもひとつ、言うだけ野暮とは知りつつも#95はこれでもかってほど大量の在庫を抱えてたんですが、あれって実際どうするつもりなんだろう。ひょっとして万が一、初売りの福袋であれが出てきたりしたら幸先悪すぎて気が滅入りそうですけども。いや本当に。
  • 日は出てるのに風が強くて冷たくて、時折細かい霧雨のような雫が落ちてきたりもするので寒くて仕方なくて早めに退散。今夜の日本シリーズ第2戦が地上波中継されないこと、そしてホーム最終戦のベガルタ対ガンバが菊花賞のため前半しか見られないという事実に気づいて二重に落胆いたしました。切ない。
  • そういうわけでぽっかり空いてしまった時間に、先頃録画しておいた土井善晴先生の「視点・論点」を見返したらばすごくすごくじーんとした後くらくらしました。あまりに心に響いたので、コマ送りよろしく停止と再生を繰り返して文字起こししてpdf変換のちEvernoteに保存までしてしまった。それはまるで写経のような時間の過ごしかたでした。いつかまた、気持ちに余裕がなくなった頃に読み返したいです。おやすみなさい。

*1:シーズン終了につき大変お求めやすくなってます