almost everyday.

its a matter of taste, yeah

夢とバッハとカフェインと

  • よい天気。なもんで一路、鶴岡へ。深まりゆく紅葉を愛でつつ、日帰り新そば食いだおれツアーを敢行いたしました。片側一車線の高速道路ではぴかぴかに磨き上げられた年代物のセンチュリーと長らく前後してのんびり走行、何やらとても厳かな気持ちに。まるでVIPのパレードに参加してるみたいでした。

  • 1店め、越沢はまやのやかたへ。広い駐車場を備えたお店で新そば祭りが催されていて、福引の商品はなんと畑から直に引き抜く大根でした。いいなあいいなあ、あれ、やりたかった…!当たりが出るたび万歳三唱の声が響き渡り、花嫁行列が傍を通れば新婦の父を小突いて手拍子で歌わせる和やかな祭り。穏やかにして強固な一体感。繁盛してるし待ち時間もそれなりにあったはず、なのにちっともいやな混みかたじゃなかったです。何だろう、この来る者拒まぬ大らかさは。お蕎麦は幅広の薄切り、たまらんのどごし。うんまーい!

  • 次の目的地へと向かう途中、あつみ温泉でひと休み。川のほとりにきれいで立派な共同浴場があり、入れ替わり立ち替わり地元の老若男女が訪れるさまはちょっとしたサロンのようでした。活気あるなあ。

  • 温泉街を抜けると、すぐ目の前に日本海。絶景。ラジオからはThe Birthdayの新曲。何だろう、この出来すぎ感は。千々に砕ける白波とチバのシャウトのシンクロっぷり半端ないです。聴きかじったゲストトークによれば「(フェスと比べて)ツーマンはいいね。相手のバンドも見られるしね」とのことでした(チバ談)。へええ。

  • 2店めは鶴岡市街地の蕎麦きり 風土で三種盛り合わせ、写真奥から粗挽き・そばきり・十割そば。透明感あふれる上品な味、中でも特に粗挽きが香り高くて美味しかったです。盛りつけが美しくてしばしうっとり見とれてしまいました。ふいー。

  • 3店めは羽黒山近くの大川商店出羽三山大権現ご開帳記念メニューのお竹さんそば御膳、それと揚げ餅入りの温かい羽黒そばをいただきました。つるんとほどよいコシのある麺、これもまた美味しい。3店ともそれぞれ違った美味しさがあって楽しかったです。往復6時間、久々に本腰入れて運転した感ある。
  • さてと、21時からは珍プレー好プレー。近年はザキヤマの台頭もめざましいですが、これに限ってはみのの職人芸を今なお期待してしまいます。わたしの中では昭和のレガシー案件のひとつ。クロマティがゲストに招かれているというのも楽しみ。おやすみなさい。