almost everyday.

its a matter of taste, yeah

KNIGHT OF CUPS

  • 10時、今年最後のアーユルヴェーダへ。「身体に溜まった良からぬもの、まとめて全部出しちゃいましょう!」とくまなく冷えてガチガチな肩やら腰やらを気合い入れてゴリゴリしていただきました。はー、すっきり。

  • 駅で夫と合流してお昼。肉を喰みたいとのリクエストにお応えして、いろんな具材が積み上げられたハンバーガーをがぶり。このまま出勤するというのでそのまま分かれてわたしは映画館へ「聖杯たちの騎士」を見に。

  • 巨匠との呼び声高いテレンス・マリック監督と「バードマン」の全編ワンカット風カメラワークに驚かされたエマニュエル・ルベツキ撮影監督が幾度目かのタッグを組んだという触れ込みの本作。美しく生々しくも繋がりを持たない映像の断片の数々、宙に浮いたままの寡黙なモノローグ、これらを覆う静謐で陰鬱な劇伴。いやあ、これ、難しいわ。想像以上に難解だわーと開始10分で白旗を上げました。
  • その後は意味を知ろうと考えるのを放棄して映像を追い続けてたんですが、ただただ綺麗で時にえげつなくて、まるで酔いが回ったみたいな白昼夢感が味わえたのでこれはこれでよかったのかもしれません。水の中に飛び込むカメラワークが多かったので、余計にそう思うのかな。
  • そういうわけでストーリーらしいストーリーはほとんど追えずじまいでしたが、心残りはひとつだけ。親兄弟や子との繋がりなど、重たいテーマを扱っているらしい点からすれば必然とも思える劇伴が終始荘厳かつ重厚だったのが残念でした。眩しい光や鮮やかな色彩をより輝かせる優しい音も聴きたかったです。
  • そういえば今年は点灯後まだ一度もまともに見てなかった光のページェント、クリスマスが終わる=キリンのブースも今日までだということを思い出し慌てて馳せ参じるの巻。まああれだ、光より酒だ。そういうことです。

  • たまたま居合わせたうちの母親世代のおばさまと話が弾んでキャッキャウフフしながらゴスペル聴いて乾杯して、夫の仕事が終わったコールを合図に解散。このような酒場の一期一会は楽しいな、うふふ。この後さらに軽く飲んでから帰途につきました。楽しかったな。おやすみなさい。