almost everyday.

its a matter of taste, yeah

かたちにならぬ思いなどかたちにならぬ程度だよ

  • どうやらですね、いつものお店に王子様が降臨されたらしいのです。いつの間にか。
  • そのひとはおそらくまだ20代。いつものお店で他の店員さんと同じようにレジ打ちをしておられます。が、纏う雰囲気が周囲とは明らかに違って見えるのです。バーコードリーダーを握る掌、カードを受け渡す指先、レシートをくるりと巻く動作、そのどれもこれもが優雅というか高貴というかとにかくやたらと美しい。高くも低くもなくよく通る声、訛りのない静かな発声、そして柔らかく穏やかな笑顔。まるでサービスの行き届いたホテルの熟練のコンシェルジュに出迎えられたような気持ちになれます。一体なにものなんだろう、あのひとは。何もかもが謎。
  • 目立たないところにひっそり設置しているもので最悪誰にもその存在を認識してもらえていないかもしれない、と危惧したこともなくはないメールフォーム*1ですが、稀にぽろんと匿名でのご意見を賜ることがありまして。つい先日などは「野球ネタがおもしろくない。題材が異なるのでブログを分けてみては?」とのご要望(?)をいただきううむと考え込んでしまいました。
  • 「そりゃそうだよな、にわかの素人がピントのズレたニッチな感想を書き連ねたところで何にもおもしろいことなんかないよな」と素直に納得する一方で「自分のために書いてるものをついでに公開してるだけなのになんで文句を言われにゃならんのだ」という反発心もあり、それより何より「それがいかなるジャンルであれ、造詣の深い者しか語ることの許されない世界はひどく息苦しい」と思うのですねわたしは。うんちくだらけで裾野を広げようとしない文化は、いずれ衰退の道を辿る。という気がしてならないのです。
  • いや、そんな壮大な話にするつもりじゃないんだ。好きなものや好きなひとのことは四六時中隙あらば好き好き言っといたほうがいいに違いない、という話です。それ以上でもそれ以下でもありません。だからごめんなさい、名も知らないあなた。野球に限らず、ここにはひたすら延々と好きなもののことばかり書いてしまうと思います。これまでもこれからも。ブログの分割もきっと行わないでしょう。なぜなら管理しきれないからです。重ね重ねごめんなさい。面倒くさがりなんですよ自分。こちらからは以上です。おやすみなさい。

*1:ウェブサイト版で表示すると右カラムの中ほどにあります