almost everyday.

its a matter of taste, yeah

あしたは最高のはじまり

  • 台風接近中につき野球が中止になってしまい、予定がぽっかり空いたので映画を観に出かけました。長町であしたは最高のはじまり
  • 陽気なモテ男がかつて一夜を共にした相手の産んだ娘を押しつけられ、言葉もろくに通じない異国で突如シングルファーザーになるお話。アバンタイトルのアニメーションと音楽がいきなり粋で格好いいので、一気に物語に引き込まれました。たまらん。
  • ご都合主義的に強引かつタイミングの良すぎる展開はところどころあれ?と思うところもあるけれど、テンポの良さと役者の良さで画が持ってる感ありあまってます。オマール・シーの笑顔の健やかさ、そしてただならぬ色気ったらもう。そして娘役のグロリアがかわいい。とんでもなくかわいいです。キック・アス1作めのヒットガールが髪くるくるにしたらきっとこんな感じだと思う。
  • 図体だけがやたらとデカいティーンエイジャーみたいな父親と、まるでバディのような関係性を築いている娘。彼らを公私にわたって支えるゲイの親友は伯父かふたりめの父親のよう。彼らが暮らす、おもちゃだらけのプレイルームみたいな部屋もたまらないです。
  • 中盤以降の展開は何を書いてもネタバレになりそうなので控えますが、何気ないシーンに潜む伏線やミスリードを誘う台詞がいちいち盤石でした。巧い。登校中、ふと手を繋いだ親子の影をほんの数秒間だけ追うショットとか、物語の至るところに日々の生活を慈しむ様子があふれていて、それがとても眩しかったです。絶え間なく過ぎていく毎日のありふれた喜びを、そっくりそのまま愛でられることの途方もなさを思いました。とてもよかった。
  • 今日のあれこれは他にもあるけど、今のところはこのへんで。おやすみなさい。