almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Choose me, darling

  • 婉曲的な表現ではなく極めて率直に好意的な言葉をかけられると、どんな返事をするか以前にまずそれをどう受け止めたらいいか分からないままうろたえてしまいます。真意を測りかね「これはただの冗談なのかも」と思い相手の目を覗き込んでみたところ、こちらの視線をきっちり捉えてじっと見つめ返してきたので驚きました。「ああ、これって本気で言ってるんだ。でも、わたし今、一応このひとに褒めてもらってるはずなんだけど、なんでこんなガンの飛ばし合いからの一触即発みたいなことになってるんだろう…?」とますます混乱するなど。単に目力が凄いだけなのか。間合いが独特なひと。
  • それとは直接関係ないけど、人事権を持つ上司に「君は周りをよく見てる。どこに行っても上手くやって行けるだろう」との評を賜ったこと、ここだけ聞いたら最上級の評価っぽい気がしないこともありませんが、経験則から言って鬼畜&妖怪の巣窟に送り込まれるフラグが立ったとしか思えず我が身を案じて震えております。仕事が難しいのは単純に辛いし人間関係がアレなのも勘弁してほしいけど、両方まとめてかかってこられたらいよいよ精神が崩壊しそう。つらいなあ。
  • 仕事を終えて夫と飲みに。きのうテレビでたまたま見かけた「妻の料理を有名シェフが作った体で出したら、夫はそれを見破れるのか」という話について。「気づいてもらえる自信が1ミリもない」「俺も気づける自信がない。でも、あれは演出に悪意があると思う。収録を装って器も変えてさあどうぞ、ってやられたらまず気づかないって」「それもそうか」「先入観ってデカいよ、たぶん想像以上に」なるほど。言われてみればわたしだって、そういう感じで母の料理を出してこられたらまんまと騙されてしまいそうです。そういうだまし討ちで愛の深さを測るみたいなの、よくない。きっと誰も幸せになれない。
  • ちなみにその後ああでもないこうでもないと意見を交わし最終的に「これならさすがに見破れるんじゃね?」という結論に達したおかず、それは納豆の袋焼きでした。決まり手は「どう考えてもシェフが作りそうにないから」一本。よくよく考えてみると、貧乏メシ系の節約料理にこそ家庭ごとの特色が出やすいような気もします。ここぞとばかり好物が大量に入ってるとか、嫌いな食材を別のものに置き換えてるとかそういうの。だからどうしたという話ですが。おやすみなさい。