almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Deep Pockets

  • ex.スーパーグラスのフロントマン、ギャズ・クームス3枚めのソロアルバムからのリードトラック。イントロからしてあからさまにベースドラムがショボいんですけど、そこを補ってあまりあるこの曲展開とボーカルの表現力よ、って話です。あああもう、本っ当まじでお願いだからこれ、バンドサウンドで一発ガツンとかましていただけないものでしょうか。足りない。足りない、足りてないよ。音圧が、圧倒的に!
  • さっき職場で「毎日ごはん作るのダルいっすよね」みたいな話が出たとき、その場は「んだんだ」みたいな感じでやり過ごしたけど後になってあれ?わたし別にそこまで苦になってなくね?と我に返ったんですね。自分ではそれを「慣れ」であるとか「作る人数も量も少ないから」とかいう理由によるものと解してたんですが、あらためてよく考えてみたらそうじゃなかった。もうね、根本から違ってた。わたし、そもそも料理らしい料理をしてない。日々の食事の大半が「切って盛る」「塩ふって焼く」「煮えたら味つけ」で完結してた。今さら変に納得しました。自分のことなのに。
  • ちなみにここで言う「料理らしい料理」とは、作業工数および使用する調理器具が多いもの・調理作業や仕上げに何らかのテクニックを要するものを指しています。該当するのは揚げ物全般、チャーハン、オムライスなどなど。あらためて自分、見事に全部避けて通ってるわ。そりゃそうだ、大して苦になるはずがねえよこれ…。
  • ここらへん、最終的に行き着く先はやはり「慣れ」なのかもしれません。が、それより何よりまず第一に「食の嗜好」がごはん作りダルさレベルの鍵を握るのだと思いました。うちの場合、揚げ物は週いち未満で十分満足だし、それすら外で買ってきたものを温め直す程度だし、近年は加齢も手伝ってよりさっぱり嗜好に傾いてきてるし、身も蓋もないことを言ってしまえば酒さえ美味けりゃ他はわりとどうでもよかったりするんでした。思い起こせばこれまで一緒に暮らしてきたひと、夫のみならず甥も含めて出されたものに文句を言わず粛々と嚥下するタイプだった。一人あたり30円くらいの鯛のアラに塩ふって焼いただけでうんめー!とか言い合えるの、多分めちゃくちゃラッキーなんだな…と唐突に己の置かれた環境をありがたがってみたりした次第です。実際の話、自分は揚げ物セーブしたいのに同居家族がフライと唐揚げと天ぷらのループを切望している、とかだったりしたらやんだくなるべな。いや本当に。おやすみなさい。