almost everyday.

its a matter of taste, yeah

You rush to the future and paint it yourself

  • 思うに。怒りを正面からぶつける、という機会そのものが年々減ってきているのです。怒りの感情を抱くに至った経緯を説明する術を知りすぎて、後先考えずに損得抜きで感情を投げつけることがほぼなくなってしまいました。
  • それはそれで互いのストレスを最小限に抑えられるし、解決に要するエネルギーを必要以上に費やさなくて済むわけで、なんとなく良いことづくめに思えないこともありません。が、それは何だかとても良くないことの前触れであるような気がしてならないのです。ハナから対話を諦めているというか、こいつにそのエネルギーを割く価値はないと決めてかかってしまっているような、情や愛の総量が目減りしていているかのように思えてならない。いや、これはもしかして、相手に負担をかけない優しさ込みの執着と呼べないこともないのですかね。難しいな。
  • 映画賞レースには毎度縁がないというか、そういう評価とは別のところで見たいものだけ手当たり次第に見ている自覚があるものですから大抵いつも蚊帳の外なんですけども、それでもやっぱり昨日見てきたばかりの作品が栄冠に輝いたと知るに至っては誇らしいような気持ちになります。シェイプ・オブ・ウォーター、4冠おめでとう。作品賞・監督賞はもとより、最高のビジュアル&劇伴を讃える美術賞・作曲賞までをも射止めただなんて!本作以前には「英国王のスピーチ」「リリーのすべて」を手がけたという映画作曲家、アレクサンドル・デスプラの名は今後も胸に刻んでおこうと心に決めた次第であります。おやすみなさい。