almost everyday.

its a matter of taste, yeah

It's Oh So Quiet

  • 午後から出張。幹部クラスがずらり並んだ目の前で、今季の事業成果を発表するという「それをなぜ、ペーペーの俺に任せた?」案件であります。
  • たしか当初の話では「これ、たま〜に呼ばれる会議なんだわ。資料は事前に作ってもらうけど、紙ペラ1枚両面程度の軽いやつで十分だから。そんで当日サラッと喋ってくれば十分だから。練習?いらんて」くらいの感じだったもんでへーそーふーんと引き受けたわけですよ。当日、現地で初めて出席者名簿を渡された時点で完全に「やられた」と思いましたね。騙された。持ち時間30分の二本立てを担うもうひとつの議題、ふつうに課長クラスが説明してましたからね。返す返すも、なんで俺。いやマジで。
  • こういう時に焦って話すとロクなことにならない、というか早口になって舌がもつれて大概悲惨なことになる、という一点のみをあらかじめ心に刻んでおいたのですが、そこを気にする必要はありませんでした。何故って?そこそこ広い会場なのにどういうわけかマイクが準備されていなかったから。いやー冗談キツいっすわ〜このキャパで地声でやれっつうの?嘘でしょ?
  • というわけで。物理的に腹から声を出さねばならぬ必要に迫られ、ゆっくりはっきり声を張ってやけに堂々とし調子で持ち時間を全うするに至りました。内容はさておき「女性にしてはよく通る声だ、聞きとりやすかったぞ」とお褒めにあずかったのでまあ良かったんではないかと。楽天生命パーク宮城レフト席にて鍛えた腹式呼吸が、まさかこのような場で役に立つとは思わなんだ。人生、何がどこへどう転ぶのか全くもって予測不可能であります。
  • この会議が思いがけなく盛り上がり、あらかじめ想定していたとは言え質問が相次いで冷や汗だらだら流しながらも何とか笑顔で乗り切って、さすがにこれはもう疲れたぞと新幹線に飛び乗って直帰。資格取得の傍ら転職活動に励んでいた友人からの吉報を受け、思うさま祝杯をあけてまいりました。いやー、飲んだ飲んだ。おやすみなさい。