almost everyday.

its a matter of taste, yeah

I Don't Want to See the Sights

  • 結局のところ、沈黙に勝る雄弁などというものは存在し得ないのではないかという無力感に打ちひしがれています。つらい。とてもつらい。
  • わたし自身、無駄に口数が多く言わなくていいことまでついぺらぺらと喋ってしまいがちだし、誰に頼まれたわけでもない雑記をこうして長らく垂れ流し続けている身なもので、どちらかと言えば雄弁であろうとする者に肩入れしたいと常々祈りにも似た気持ちを抱えているわけです。が、人々に愛され慈しまれるのはいつも秘する花と相場が決まっているもの。ハナから我々に勝ち目はないのです。それが分かっているからこそ、あんな最期の悪あがきの日々は見たくなかった。何でなんだよ、徹平さん…。
  • こちらの勝手な望みを言うなら、この結末に至った理由を話すなら話す、話さないなら話さないでどちらかへきっちり舵を切ってほしかった。3人それぞれが自分の言葉で率直な思いを話してくれるのなら、それが一番よかった。誰かひとりでも口を閉ざすのならいっそ、3人揃って沈黙を貫いてほしかった。わたしの願いはそれだけでした。ひとりだけが思いの丈をぶちまける事態なんて見たくもない。何故って?言わなければ分からないのですか。本当に?
  • この結末を知らされるまでの約20年間、あなたたちのことが心の底から大好きでした。さようなら。もう、ふたたびお目にかかりません。おやすみなさい。