almost everyday.

its a matter of taste, yeah

大阪ストラット・パートII

  • 大阪4日め。7時半にはチェックアウト、たいへんお世話になりました。今回のお宿は小さな角部屋の和室に洗面台つき、シャワールームとトイレは共同、ラウンジのミニキッチンは24時間使用可能で朝の軽食フリーという自由度の高い空間、国際色豊かな老若男女が思い思いに過ごしていてとても居心地がよかったです。アクセス良好、スーパー&日帰り温泉至近、そして何よりお代が格安。すばらしい。次回来阪時もこちらを定宿にしたいな。
  • キャリーケースをごろごろ転がし最寄駅まで、さぞかし混雑するのだろうと身構えていたものの首都圏の通勤ラッシュとは比べものにならない平穏ぶりでした。ハブ駅周辺はさすがに多少混み合いましたが、密度だけなら仙台とさしたる差はなさそう。ほっ。まずはこちらで朝ごはんです。
  • スマートフォンのナビさえあれば大抵の場所に難なくたどり着ける便利な時代になりましたが、主に都市圏で地下/陸橋の概念が加わるととたんに難易度が跳ね上がるよな…と常々感じているところです。特に早朝の商業施設やオフィスビル周辺はまだ立ち入れないエリアも多々あり、改札から数分のお店を見つけるのにもひと苦労。それにしても大阪の私鉄の多さに端を発する駅構内の初見殺しっぷりはすごいですね。これをマスターしておられる地元の方々、とんでもなく賢いと思う。

  • 2階の禁煙席はまるごと貸切、真夏に戻ったかのような強い陽射しも店の奥までは届かず静かで涼しいです。昭和レトロな紙ナプキンのデザイン、そしてこの折り、ずっと眺めていたい。帰り際にチラ見した陳列前のケーキの数々も美味しそうでした。いいなあ。
  • 9時にはあべのハルカスへ。前回来阪時の通天閣に続く高いところシリーズです。よく晴れて遠いところまでよく見えた、けどさすがに太陽の塔までは見渡せず。大阪ってこんなに古墳だらけなんですね。ほええ。

  • 我々のような旅行客向けにコインロッカー用のメダルを手渡してもらえる、つまり無料で荷物を預けられるというサービスは事故防止&危険物持込制限の意味合いも強そうですがありがたいサービスだな〜と感心しました。手ぶらでじっくり高所を堪能、時間が許せば同じフロアのギュスターヴ・モロー展入場を兼ねたチケットを買いたかった。滑走路を模したという展望台行きエレベーターが素敵でした。60階まで45秒間の贅沢。


  • 本公演は11時から、というわけで開演前にビールとたこ焼き。NGKならびにすぐそばのたこ焼き店わなか、どちらもビールが一番搾り一択なのが最高です。ありがとうございます。話芸のプロによる生声の関西弁、その類稀なるグルーヴ感をしかと堪能いたしました。テレビサイズの漫才は良くも悪くもレディメイドなのだな、その日その日の熱やうねりを含んだこっちが本来の姿だよなあ、なんてことをあらためて実感するなど。チッチキチーこと大木こだま師匠はベシャリも見てくれも妖怪っぽくて最高でした。

  • 大阪最後の食事は関西空港ターミナルビル3階のどうとんぼり神座にて、看板メニューの小チャーシュー煮玉子ラーメンと冷たい豆乳担々麺。関空のおみやげショップは第1ターミナルよりも第2ターミナル、それも保安検査所を通過した先こそが最も充実しているという事実はきっちり記憶しておこうと心に決めた次第であります。楽しかった大阪、また来ます。おやすみなさい。