almost everyday.

its a matter of taste, yeah

昇天てのはこういうことか

めずらしく、週末に出かけてきました。スパリゾートハワイアンズハイロウズ「ロブスター」の中ジャケはここで撮影されたのだそうですよ。まめ知識。

中に入ってまず、びっくりしました。幼少のころに数回訪れたことがあるはずなのだけれど、こんなに広かったっけ?ここ。常にどこかしら改修工事が行われているらしく、お金のかかってる部分とそうでない部分の落差が激しすぎるのもショッキングでした。老朽ぐあいの差もでかかったなぁ。いや、そんなこた別にどうでもいいんですが。

まず手始めにプールへ。1回200円のウォータースライダーに乗ること2回、あんなにスピードが出るとは思わず、したたか水を飲みこみました。げほげほげほ。流れるプールでひとしきり流されたのち、水着で入れる温泉へ。ふつうに服を着てるひとと半裸のひとが雑多に入り乱れるロビーの風景は、なかなかシュールです。レンタルもののムームーを着用した団体ご一行などもたびたびやってくるので、ここがいったいどういう場所なのか判断できなくなることもしばしば。だんだん、頭の回転がゆるくなってきました。やばい。

水着温泉ゾーンは屋外と屋内に分かれていて、小雨にもかかわらず外の方が盛況。お湯はぬるめで、それゆえなかなか上がることができません。だって寒いんだもの。立ちあがるたび全身の毛穴がひゅうっと引き締まってしまうのです。上がるに上がれない。そういうわけで、いま自分が長湯をしているという意識がどうにも希薄なのでした。プールでの時間も合わせると既に3時間はぬるま湯に浸かっているというのに、ぜんぜんそんな気がしない。何なんだろうこれは。北国マジック?

しかし、体力は着実に消耗してました。ようやくプールを後にして着替えをすませたら、なんだか目がもうとろんとしてるのです!「...なんつうか、帰りたくないよね...」「このまま寝ちゃいたいよね...」などと口々に言いつつ、ふらふらする足取りでポリネシアンショーなど眺めていたら本当に無限の彼方へ飛び立ってしまいそうな気がしました。ふと朝から何も食べていないことに気付き、日本家屋風のおそば屋さんへ。相馬焼きのビアマグでビール飲んだら、もう何もかもどうでもよくなってしまいました。あとはもう、本能の赴くままの行動です。30分間のマッサージを受け昇天したのち「総面積日本一!」という触れこみの露天風呂で1時間。こてこてにとろけた表情のまま、ハワイアンズを後にしたのでした。「次はお泊まりで来たいよね...」うん。タダ券もらえたら、また来ようね。

バーミヤンで北京ダックを食べたあと、部屋に戻って即熟睡したのは言うまでもありません。おそるべし、異空間。