almost everyday.

its a matter of taste, yeah

そう、愛の言葉はいつも月並み

子供のようなことを考えてみました。

ずっと昔(たぶん20年前くらい)に聞いた言葉を、今も覚えています。いわく、「ひとり殺せば犯罪者。1万人殺したやつは英雄。」なのだそうです。ふうん。何だか納得いきませんね。ひとりをあやめた犯人よりもふたりを手にかけた犯人の方が重い罪を課せられるのは当然なのに(多少の酌量があることを差し引いても)、人数が増えれば増えるほどその重さは比例していくべきなのに、どうしてなんだろ。下克上だとか革命なんかの場合はそりゃあ憎さあまってアドレナリン大放出、なんてことになったりもするんでしょうけど、現時点でのこのケースはどう考えても弱い存在が泣きをみるわけで。いいや、死んだら泣くことすらできない。偉いひとに限って、プライドの高いやつに限って、身近な死というものに必要以上の意味を持たせたがるくせに、手の届かないひとのことは知らんふりしてはい、おしまい。そのくせ影響力だけはやたら大きいから手に負えないのです。あああああ。「世界の平和を取り戻すこと、それこそが最終目的なのであって、かの地の弱者を死に至らしめるための手段ではない。」とか何とかへりくつ言ったりするんでしょう。ひどいね。

あのひとたちは「自分の頭上を爆撃機がかすめていったらどんな気分になるだろう」なんてことはおそらく一生考えない。爆弾は、つねに自分が見下ろす場所から落とされる。それがどういう気分なのかは、あまり想像したくないなぁ。仮にそれを勝ち組というなら、いっそ自分は人でないものに生まれ変わってしまいたい。

ニュースステーションを見てたら猛烈に気が滅入ってきたのでさっさと寝ようと思います。おやすみなさい。