almost everyday.

its a matter of taste, yeah

a life less ordinary

結局、仕事には行かず。何故だか朝からずーっとお腹がくだりっぱなしで、うんうんうなって汗をだらだら流しつつ、何もできずにふとんの中で過ごしておりました。ああ、なんで自分はこんなに腹が弱いのか。ちょっと薄着で腹出したままうとうとした程度で、もう真っ青になります。おかげで現在、腹がべっこりえぐれてますよ。いつもこうならいいのにね。
夕方。食糧を買いに出かけたスーパーで、すごい人に遭遇しました。相手はつみれハンバーグ試食コーナーのお兄さん。特に何事も考えずその場を通り過ぎようとしたら、必要以上に大きな声で「つみれハンバーグ〜、いわしハンバーグ〜、栄養、たっぷりでぇーす」と声をかけつつ、妙な素早さでわたしの頭上からずいっと何かを振り下ろしてきました。よく見るとそれは、つまようじに突き刺さった3切れのハンバーグ。思わずそちらを振りかえって見るとこのお兄さん、ものすごくでっかい。顔つきはうすくさわやか好青年ぽいのに、何だかやたら威圧的なたたずまいなのです。その雰囲気に圧倒されてつまようじを受け取ると、今度はそれを食べ切らぬうちに(実際、まだ最初のひと切れを口に入れたばかりだった)発泡スチロールのお椀に入ったつみれ汁を差し出してくるではありませんか。思わず顔を覗き込むと、その目はまっすぐ、微動だにせずこちらをじっと見据えています。受け取らないわけにはいかない、そう思わせるに充分な強さでもって。

仕方がないので買い物かごを床に置き、そのつみれ汁も受け取ると、今度は何とその中に「こちらは大豆ハンバーグ〜」と言いながらまたつまようじを放り込んでくるのでした。もういい加減食べ切れないし、実際つみれハンバーグはなかなかおいしかったので「・・・じゃあ、これ、買います・・・」と言って3枚入りの袋を手に取るとお兄さん「いやいやいや、それじゃちゃんと包みますから」と別なビニール袋を用意してくれました。それを受け取ろうと手を差し出したらば、何を勘違いしたのか「いやー、ありがとう。ありがとうおねーさん。最高」などと感謝の言葉を連発しながら握手までされてしまうし、もう何が何やら。試食コーナーであんなにたくさんものを食べたのは初めてです。胸焼けしそう。でも、おもしろいのでそのうちまた会ってみたいかも。貧乏なときとか、是非。しかしシュールだよなぁ、これ。

本日のお夕飯は、包まないオムライスに玉ねぎコンソメスープ、わかめとオニオンスライスのサラダ。春は玉ねぎがおいしいので、そればっかり食べてしまいます。野菜が安いと、料理する気がわいてくるなー。どうかもう、お腹いたくなりませんように。

相方いわく「今回の『から騒ぎ』はレベルが低い」んだそうですが、どうなんでしょう?