almost everyday.

its a matter of taste, yeah

白い恐怖?

つい数週間前におふろ読書で「スプートニクの恋人」を読み返していたせいか、グレゴリー・ペックさん死去を報じるニュースを見るたびその鼻筋にばかり目が行ってしまいます。うーん、確かにセクシュアル。久々に観たくなりましたよ、ローマンホリデイ。

結局、昨夜は2時すぎに就寝。だめだ、眠すぎる。こんな早い時間に歯医者の予約入れるんじゃなかったあぁ、と涙目になりながらもお出かけ。で、本日は口がまともに開いたのでようやっと歯形をとっていただけることに。

入歯安定剤のようなものがこんもり盛られたプラスチック型を口の中へ無理やり押しこみ、そのまま数分。しかしいざ外そうと思っても、噛む力が強すぎたのかびくともしない!焦る技工士さん。不安におののく自分。そこで現れた院長先生、マシンガンのような勢いで霧が噴き出す器具をあてがい、ものの数秒でぽろりとそれを外してしまわれました。ちっとも痛くなかった!・・・けども、ゴムの臭いがダメな自分は院長先生の手袋が放つ臭気にすっかり鼻をやられてしまいましたよ。ああいうのにはないのかしら、ゴム臭カットとか。需要がないか。うーむ。

このマウスピース、完成は来週とのこと。あまった時間を利用して、衛生士さんが歯のブラッシング指導をしてくれることになりました。いわく、わたしは「やたらめったら歯が丈夫なおかげで手入れはあまり必要なさそうだけど、それゆえ歯垢が溜まりがち」かつ「今のうちは大丈夫だけど、いずれ歯周病になる恐れが濃厚」なのだそうです。びっくりしました。自分、25年間ずーっと歯磨きの仕方を間違えてましたよ。ああ、「歯ブラシは上下に動かすもの」と信じていたのに。実際は「小さく横に、小刻みに軽く動かしてくださいね〜」だなんて。「『歯を磨く』というよりは『歯と歯ぐきの間を磨く』つもりでどうぞ〜」だなんて、誰も教えてくれませんでしたよ!ちくしょう。それ以前にまず、前歯の裏側なんて磨いたことすらなかったよ。・・・・・・次々明らかになる、おのれの間違った知識。辛抱強くブラッシング法を伝授してくれた衛生士さんの、最後のひと言が頭から離れません。

「・・・・・・それでよく、今まで虫歯になりませんでしたねぇ・・・・・・(遠い目)」

丈夫な子に産んでくれてありがとう、ママン。

午後1時すぎ、相方と合流。昼食ののち、ナイター観戦へ出かける準備など。心配事はただひとつ、この重たい雲だけだったのですが・・・やはり来ました。それも球場に着いた直後に。屋根なし球場、野ざらし雨ざらし。素で泣けます。とてもじゃないがビールなど飲めず、どちらかと言えばホットココアが飲みたいくらいの気分でした。試合そのものは面白かっただけに、とても残念。

カープvsヤクルトをカープ側で観てたんですが、本日かなりの打撃戦でした。結果、12−3でカープ勝利。9回ウラで古田が2ラン打ったものの、もはや焼け石に水という感が拭えずせつなさ倍増。古田は序盤でも3ベースヒットを放って大活躍だったんだけどなー。かえすがえすも、高津が投げてくれなかったことだけが心残りです。あの姿を半径50メートル以内で(※要双眼鏡)拝むことができれば、それだけで鼻血必至だったのになぁ。プロ野球が大好きなわけでも、ましてヤクルトスワローズを応援しているわけでもないが、とても好きです高津臣吾様。あの、とてもじゃないがスポーツ選手には見えないやさぐれた顔つきがたまりません。ちっともさわやかじゃないところがステキです。我ながら、持って行かれるポイントがおかしいとは思いますけども。ラブ。

相方を送りとどけ、部屋へ戻って乾いた服のあたたかさをかみしめた数分後にとてつもない勢いの睡魔に襲われ、そのままあっさりフェイドアウト。風邪、ひかないといいな。