almost everyday.

its a matter of taste, yeah

でも憂鬱になんかならない

もしも、身体能力というのが神の気まぐれにより分け与えられる天賦の才であるとすれば。棒高跳びという種目に挑むすべての人は、とりわけ特別にその寵愛を受けているような気がしてなりません。瞬発力、柔軟性、それに瞬間ごとの判断力というか直感というか勘のようなもの、気の領域を拡大する能力がずば抜けてるよなー、と思います。助走から跳躍の体勢に入って、ポールがぐにゃりとしなる瞬間を見るたび口が半開きになってしまう。なんて綺麗なんだろう。うらやましいです、本当に。いや、棒高跳びだけじゃなくどの種目もそうなのだけど、陸上競技ってのはやっぱりすごく人の目をひく力に溢れていると思うのですよ。何より、ルールがこれ以上ないほど簡単なのがいいです。より早く、高く、遠くへ。それしかないもの。それだけでいい。究極のシンプル。
だからこそTBSさん、お願いがあるのです。競技中、日本選手の名前を画面に出すたびその斜め上に妙なキャッチフレーズみたいなのを付けるの、やめてもらえないでしょうか。あれで3割、臨場感が削がれます。うまくできたドキュメンタリーみたいな、微妙なバーチャル感が出てきてしまうのですよ。気持ちわるい。変な演出はやめてください。この際、織田裕二さんの知識不足露呈しまくり素人レポートには目をつぶりますから。本当に。

というわけで、これから女子マラソンを観戦します。どうでもいいけど野口みずきさんって、都はるみチックな顔立ちですよね。そんなことない?