almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ダメ人間の烙印を押された気分

献血、不適格でした。ショーック。いや、確かに、思い当たるふしはあるのです。ついこの間せーりが終わったばかりだし、ここ数日なぜか食欲不振で朝も夜もあまり食べてないし、そりゃ血も当然薄くなるだろうって話ではありますよ。でもなあ、はりきって「400cc」欄に丸をつけたわたしの、この無駄に前のめりな気持ちはいったいどう処理すればいいのでしょう。「せっかく沢山くださるつもりでいらしたのにねえ、残念ですけど」と言いつつヤクルトをくれた女医さんの、やさしげな笑みがさらに切なさを増幅させます。そのいたわりとねぎらいが、逆に痛いのです。ものすごく遠まわしに、こみ入った言葉を使って「あなたは用無しなのよ」と切り捨てられたような気分。ああダメだ、被害者モード入ってますね。ちくしょう、次はがんばるぞ。鉄タブだって飲んじゃうぞ。努力すべき対象が間違ってるのは明らかなんですが、もう意地です。なりふり構わず、目指せ健康体。
ところで今ふと思いついたのですが、もし世の女性たちが毎月流す血のすべてを献血として利用できるとしたら、凄いことになるのだろうなあ。輸血や血液製剤なんて、余るほど作れるんじゃないかしら。そんなのとうてい無理でしょうけど、無駄なものや捨てられるものがちょっとでも役に立つなら嬉しいよなぁとは思います。それがかつて自分のものであったとすれば、なおのこと。わたしが捨てたスパイクをあの子はずっと履き続け、それがとても嬉しかったのと同じように、譲り受けた車をとうとう乗りつぶしたわたしのことも少しは嬉しく思ってくれていたのかしらあのひとは。なんてことを思ったりしました。秋の夜は闇が深くて、記憶の底の裏側までも潜って行けます。それが時折、怖くなります。静かな夜は嵐の前ぶれ。

・・・・・・・・・・・・お風呂にも入らず、佐川の兄さんが息を切らしてやってくるのを待っていました。ようやく来たよ、Hi-5の新譜が。これから聴きます。詳細はまた、いずれ。