almost everyday.

its a matter of taste, yeah

あふれる幸せを願うよ

昨夜は予定通り「ワンダフルライフ」を見終えてから眠りにつきました。しばらく前に「ディスタンス」を見たときはずいぶん印象が変わったものだと思いましたが、実際にはちっとも変わっちゃいなくて、そのことにとても驚きました。不安定にぶれるカメラ(=視点)、くもぐって聞き取りづらい声(ちっとも台詞らしくない)、徹底的なドラマ性の排除(音楽なし、心理描写なし)等々、扱う題材が替わっただけでその形態はほとんどテンプレート化しているようにさえ感じられます。
今回は小説を読んでから映像を見たせいか、わりとすんなり内容を把握することができました。が、いきなり何の予備知識もなく映像を見たら、ずいぶんとっつきにくい印象を受けるのかもしれないな、と思いました。自分が公開当時、前もってどのような作品かを知ってしまっていたので、余計にそう感じるのかもしれませんが。どの場面も強めず弱めず「そのまんま」撮っているからこそ後に残る余韻が濃くて深いのだ、ということはよく分かるのですが、それを「物足りない」と思ってしまう気持ちが決してゼロという訳ではなく。うーん、むずかしいな。

ところで、レンタルビデオの巻頭にはたいてい、新作映画情報が延々10分くらい収録されているわけで。普段はこれをぎゅるぎゅる早送りするのが常なんですが、今回ばかりは食い入るように見てしまいました。「シェイディ・グローヴ」の予告編が入ってるなんて!この映画、公開当時ものすごーく見たかったのです。森に佇むARATAさんが透き通るほどうつくしく見えて、その上なんだか今にも靄にのまれてしまいそうな気がしていてもたってもいられなかったのですよ。ああ、見たいなー。レンタルされてるのかしら、ううむ。

今週末はダーリンと仙台デートの予定なので、ひと足早く不在者投票をすませてきました。わたくし、この制度を利用するのは今回が初めてで、何だかやたらどきどきしましたよ。総選挙も比例代表も裁判官信任もすべてノリづけ二重封筒、当然ながらかなり厳重でした。しかしあれ、最高裁判所の投票って絶対ふざけて全員にバツつける奴がいるんだろうなぁ・・・。と、いつも思います。よほど司法に詳しくない限り、あんなん絶対わかんないってば。いや、本当はちゃんと分かってるべきなんでしょうけど、ごめんね自分にゃとても無理です。とりあえず一応、選挙権は行使しましたよ。ということで大目に見ていただきたいものです。というわけで週末は、心置きなく遊んできまーす。あはは。