職場で使っているレーザープリンターは、トナーカートリッジの残量が減ってくると印刷速度も目に見えて衰えます。それが本日、とうとう残りいくばくもない状態になってしまい、交換メッセージまで出ているというのにまだ替えのトナーを納品できてないというピンチに陥りました。インクジェットにも劣るその印刷速度に業を煮やした上司など、ついにプリンタの蓋をひらいてカートリッジを荒々しく取り外し、机の隅にガコンガコンと激しく叩きつけはじめる始末。それ、わたしもたまにやるけどさ、いくらなんでもそこまでガスガス叩いちゃいかんよ。と思っていたのにそのトナー、まさかの復活。よろよろよろ〜ん、という頼りない音を上げつつ吐き出された１枚を最後に、彼は天寿を全うしたのでした。うんともすんとも言わなくなったよ。これだけ完全に事務用品を使い切るのは、なかなか難しいことであるように思います。よく考えてみると、筆記用具には引き際が曖昧なものが多いですね。鉛筆とか消しゴムとか。どこまで使い続けてよいものか判断に困ってしまいます。ちなみにわたくし、蛍光ペンは完全に線が消えるまで使う方です。なんだ貧乏くさいな。
うれしいニュース。ティム・バージェスさんのUKソロ・ツアーが終了し、シャーラタンズとしての新作レコーディングが再開された模様です。このまま行けば来年中には新譜が聴けるのかもしれません。ああ嬉しい。あの晴れやかでのびのびとしたソロで得られたものは、いかにしてバンドに還元されるのでしょう。すでに新曲もできてるらしいし、ほんとうに楽しみです。ああ、夢みたい。何の根拠もないけれど、次は何だかグルーヴィンなアルバムを作ってくれそうな予感がするのですよ。過剰な期待は禁物だけど（自分に言い聞かせてます）。
本日のお夕飯は秋鮭の切り身でつくった中華ムニエルときのこソテー、それに昨夜の残りの豚汁もどき。鮭があんまり美味すぎて、ちょっとだけ動揺しました。もうね、トラウトサーモンなんか目じゃないですよ。鮭そのものが淡白ながらもしっとり甘くて、ああこれはどう考えても日本の近くを泳いでいたのだと闇雲に確信してしまうような味でした。脂ぎった感じは微塵もないのに、それでもじゅわりと柔らかくて噛むたび旨味がしみ出すような。ああ、もっかい食べたい！本当に。
