almost everyday.

its a matter of taste, yeah

JESUS SAYS

不覚にも、職場で泣いてしまいました。あれは反則ですよ、今日の朝ドラ(実際に見たのは昼の再放送ですが)。20何年ぶりだかで再会した工場長の娘役の人の、泣く演技がすごすぎました。あんなにもじわじわと、感情の波が静かに盛り上がるさまを見せつけることができるなんて!つられてうっかり、それも結構ぼろぼろ泣いちゃったじゃないか。同僚に気付かれないようにするのが大変でしたよ。どうしてくれる。しかしどうもここんとこ、涙腺がやられやすくて困りものです。しかも肝心なときにかぎってうまく泣けなかったりするので、さらに始末がわるいです。何だかなー、ままならないことばっかりだ。せつない。
終業後、乾燥パセリを買いに立ち寄った100均にて、ウール100%の毛糸を発見。色とりどりの毛糸玉を眺めていたら久々に編み物熱が再燃してしまい、気づいたときには編み棒等の道具まで一式買い揃えておりました。よくよく考えてみれば、編み物なんてかれこれ10年ぶりくらいです。果たして自分、やり方を覚えてるんだろうか?と不安になったものの、いざ編み棒を手にしてみると頭より先に指が動き出したのでちょっと感動。そうか、きっとこれは自転車や車の運転なんかと同じで、一度覚えたら身体が忘れない類のことなんだな。などと妙に納得してみたりしました。ちなみに、今つくっているのは紺×白のしましまマフラーです。何の芸もひねりもなく、ただただまっすぐ袋編みにしていくだけのやつ。余計なことを何も考えなくていいので(手袋とかだと編目を数えるのがちょっと面倒)、頭の中がからっぽになります。楽しい。

クリーニングに出したコートは、ちょっとだけ裏地に染みが残ったままで帰ってきました。店のおじさん(顔なじみ)はすごく申し訳なさそうに謝ってくれたけど、これはこれでいいやと思って自分なりに納得したのですよ。こぼしたお酒がとても美味しかったことや、あの場の雰囲気がすごく居心地よかったことなんかを、何らかの形として残しておけるのならばたとえそれが汚れだって構わない、と思えました。忘れたくないのです、どうしても。幸せな記憶は、できるだけはっきりと残しておきたいのです。切に。・・・・・・それにほら、裏地だし。外から見えないし。ははは。

さてさて。いよいよ、あと1日。しっかり働いてまいりますよ。おやすみなさい。