almost everyday.

its a matter of taste, yeah

「わたし、ミツバチに育てられたから、山へ帰りたいの」

目覚し時計が鳴るより先に目を覚ましました。だって、あまりにも風がつよくて。ベランダの植木鉢やなんかが飛んでっちゃうんじゃないかしら、と気になってしょうがなかったのですよ。事実、わたしんちのテリトリーにはどこからやって来たのやら、針金ハンガーとタオルが2枚ほど散乱しておりました。しかしこれ、どうしたらいいんだろう?悩むわー。

ふと思いついて、友人へお祝いを送ることにしました。品物を選んだりとか、箱を組み立てたりとか、住所を書き写したりとか。そういう作業のひとつひとつがいちいち楽しくて、ひとりにやついてしまいます。お気に召さなかったらごめんなさいね。きっと土曜には届くと思います、うまくいけば。

灯油を買って部屋へ戻ると、ポストにひとつ、茶封筒。やった、届きましたよ、とうとう。"That live"がっ。包みを開く指がうまく動かないのを寒さのせいにして、どきどきしながら、プレイヤの前へ。-----すれちがいざま突然ぎゅうっと抱きしめられ、ほんの一瞬目を合わせてにっこり微笑んだと思ったら、次の瞬間にはすました顔でどんどん前へ歩いて行くような-----これはわたしが勝手に思い浮かべていたこなかさんのイメージなのですが。ライブでは更に強力かつオリジナルな世界を展開されている模様です。喜怒哀楽のすべて、あらゆる感情が、希釈も濃縮もされぬままころんと佇んでいるような、しかしそれでいて大仰な感じにはならず、どちらかといえば目を見開いた小動物のような愛らしさに満ちているのだけれど、それは野生であるが故になかなか獰猛で・・・あああ、うまくまとまらない。ますます生で見てみたくなりました。このミラクルな声域ったら!ジャジーな"bullshit"を聴いたらあまりの格好よさに肩ががくがく震えましたよ。すてきな音楽をありがとうございます。わたしは幸せ者です。

今日こそメール書かなきゃなぁ、と思っておりましたが、あまりにも胸がいっぱいなのでうまいこと文を綴れそうにありません。どうかあと数日お待ちください。ごめんなさいね。今日はまだ、しばらく眠れそうにないです。まだ脈がどくどく言ってるの。