almost everyday.

its a matter of taste, yeah

信じられない。

本日で26歳になりました。まずはいろんな方に、ありがとう。お祝いメールをくださった方、掲示板に書きこみしてくださった方、お花をくださった方、おいしいごはんをごちそうしてくださった方、遠路はるばる会いにいらしてくれた方。あなた方が言葉を選んだり品物を用意したり車を運転したりしている間、少しでもわたしのことを思い出してくれていたのかと思うと、しあわせすぎて頭がくらくらしてまいります。まずは取り急ぎ、御礼まで。詳細はまた後ほどお送りします。

(追記)
プライズは朝からやってきました。出勤直前に携帯メール、差出人はおとうやん。まさかあのおっさんが、よりにもよって離れて暮らす娘の誕生日を思い出すなんて!これが非日常な一日のはじまりを告げる合図だったのでしょうか、普段なら一週間かかってもこの数にはなるまいと思われるほどのメールおよび電話をいただき、わたくし、軽くパニック。月末締めの仕事をひーひー言いながらなんとか終わらせ、その足でレンタルCDを返しに。依然として100円セールが続いていたので「酔拳」と「Jam Films」を借り、おもてへ出たら何だかわけもなく恐ろしくなるほどうつくしいばら色の夕焼けが広がっていました。ほとんど無意識のうちに、写真メモリ残りわずかの携帯を取り出して撮影。こんな空をもしも毎日眺められたら、酒なんてものは要らなくなってしまうかもしれない。と思うくらいの酔いそうな色でしたよ。吸い込まれそうなほどの。

部屋へ戻ってしばらくすると友人より電話、そのまま待機して彼女の運転でごはんを食べに。牛たんのにんにく醤油漬け、七味をまぶしたぬか漬け、梅のはちみつ漬け、山かけまぐろ、めひかりの天ぷら(揚げたて!)、なすの揚げ浸し、貝の酢の物、お寿司、それにビール。何もかも美味すぎて、海老なんて頭の中まで吸っちゃう勢いで、涙を流さんばかりにしあわせな時間を過ごしました。それに何より、くつろいだ気持ちでたくさん話せたのがとてもうれしかった。うっとりと高揚したまま部屋まで送り届けていただき、ふはーとひと息。PCにもメール、mixiにもメール、掲示板にもお祝い。あああ、今日はなんて素敵な一日なのかしら。

・・・などと考えていたところへ、相方より電話。おめでとうありがとうのやりとりを交わしたのち「実はね、こないだ玄関とこにプレゼント隠してきたんだよねぇ」などと言うので、あわてて外へ出てみたら。電話を耳にあてたままの相方が会心の笑みを浮かべて立っており、息が止まりそうなほどびっくりしました。「明日有休とっちゃった。エヘっ」ってあんた、そんなことされたらわたし泣きますよほんとにまったく何やらかしてんだか。とにかくどうにか平静を装いつつ、仙台で買ってきたという美しいケーキをもりもりと食べ、満腹のあまりさすがに長湯はできないながらも湯舟に浸かり、ついてに太田胃散も飲み下して眠りについたのでした。もしも明日、突然ぱったり死んでしまっても心残りはないんじゃないか?と闇雲に思い込んでしまいそうに完全無欠な幸福感。興奮しすぎて眠れやしないわ。けれども祭りは一日だけ、わたしは何だか生まれて初めて12時前のシンデレラの気持ちがわかったようなおこがましい気分でした。おやすみなさい。ガラスの靴は年にいちどしか履けないの。下手すりゃ一生に一度かも。