almost everyday.

its a matter of taste, yeah

惚れたオイラが悪いのか

カローラランクスのCMを見るたび、一時的にあのCMソングが頭から離れなくなるので少々困惑しております。ふと気がつくと頭の中で「♪ドライブしよう 俺のランクスでぇ〜」などとメロディラインをなぞりだす始末。おもしろいけどちょっといやです。誰か助けて。

さっきテレビに小林よしのり氏が出てました。わたしはこの方のお顔を拝見するたび、喉元に何かがひっかかっているようなすっきりしない気分になります。著作をきちんと読んだことはないのですが新聞等でその絵を用いた広告を目にすることは度々あるわけで、そこに登場する彼の顔と現実の彼の顔とのイメージがうまく結びつかないからです。平たく言うと、彼の顔はその作品中であまりに美化されすぎていると思うのですよ。そこにはもちろん、漫画を牽引する語り手としての自分を「正しい人」として機能させるための過剰なデフォルメが必要とされるのでしょうし、その対比を際立たせるため「悪い人」をことさら無様に書いてみせるのもまったく同じ手法なのでしょう。仮にもし彼が自分の顔だけをものすごく写実的に書いたりしたら、そこだけ妙に作品から浮き上がって主題がブレてしまうのだろうし。・・・そこまで分かっていてもなお違和感が拭いきれないのは、単にわたしの心が狭いせいなのでしょうか。あの美化された顔を頭の中に思い浮かべつつテレビの中のご本人を見ていると、「なーんか説得力ないなぁ」って気がしてくるのです。「おのれのツラを客観的に判断できない(≠しないことを選んだ、のかもしれませんが)人間が、世界情勢についてどうこう言えるのかい?」って。もちろんきっとご本人も計算ずくでああいう画を描いているのでしょうけど、やっぱり何だか納得がいきません。ずるいや。というわけでわたしは未だにゴーマニズム宣言を読んだことがないのでした(ファンの方、いらっしゃいましたらごめんなさい)。

今週末は久々にのんびりできそうです。おやすみなさい。