almost everyday.

its a matter of taste, yeah

はやくその手で暖めて

一気に秋です。今朝なんて、目覚めたら鼻の頭がつめたくなっていたほどの冷え込みよう。わたしの場合、寒い時期に部屋の中でぬくぬくするのは大好きだけれど外を歩くのはとても苦手でして。暑さのあまり怒りが湧いてくるようなことは滅多にありませんが(だらだらするのは常ですけども)、寒さがある一定のラインを越えたとたん、世界のすべてを呪いたくなるほど黒い気持ちがあふれ出てきてしまいます。貧血冷え性血行不良の三重苦により冬場は驚異の低体温をたたき出すこの身体、おそらく末端部分は満足に血が流れていないのでしょう。寒くて風の強い日に外を歩くと、まず両耳がちぎれそうに痛み始めます。次第に強くなる痛みに歯を食いしばって耐えていると、今度は頭が痛んできます。このとき、もちろん耳も痛いままです。というより相乗効果でいずれの痛みもどんどん激しくなってきます。そしてさらに、ふと我に返ると、爪先や指先がひどくかじかんでいるのに気づくのです。・・・寒いだけならまだしも、身体の端っこのあらゆる部位が痛いだなんて!というわけで、どこへも向けようのない怒りがどどーんと爆発するのでありますよ。もちろん、端から見ても分からぬように細心の注意は払いますが、それでもやはり深い深い眉間の皺はただならぬ怨念を周囲に漂わせるらしく、うちの相方など折に触れて「今日は外に出るのやめよう、寒いときみ機嫌わるくなるから」などと言うほどだったりします。これは以前、真冬の競馬場で底冷えのひどい地下道を長々と歩いた結果、わたしが不機嫌のかたまりみたいになったときのことを指しているのですが、昨日の朝に何を食べたかさえ覚えていないフレッシュな脳の持ち主であるところの彼にしては(※いちおう褒めてます。その明快さが時折心底うらやましくなるので。)驚異的な記憶力と言えます。きっとよほど怖かったのでしょう。以後気をつけます・・・。というわけで、今年こそは手袋を新調する予定。二枚重ねの厚ぼったいミトンが欲しいのだけれど、毎年毎年「これだ!」というものに出会えずかなしい思いをしております。五本指の手袋に比べると、どこへ行っても品揃えが貧弱なんだよなぁ。この冬には、どうかめぐり会えますように。

明日は午後からお休みなので、仙台で牛たんを頂いてまいります。うふふ、たのしみ。おやすみなさい。