almost everyday.

its a matter of taste, yeah

どうにもならないこともある

おとうやんの誕生日。なので出勤前にメールを送ってみたところ「先ほどは有難う、年齢を重ねるごとに、体がボロボロになってるのがわかるようになりました」と先行き不安な返事がきました・・・。あらためて今「自分の年齢=26」と考えてみても特に驚くようなことはないものの「親の年齢=56」と思うと何というか少々、ウッと来ます。そうなのです、奴が30の時の子供なんですよ自分は。あと数年たてば自分もその年齢に追いついてしまう、などと思ったしまったらもう、それは何だか悪い冗談のような気さえしてきます。これはかつて就職するときに感じた「もうどこにも逃げ場がないような気分」にちょっと似ている、かもしれません。いやいや、探せばいくらだってあるんですけど抜け道なんて。でも何となく息苦しいような身動きがとれないような気がして少々ブルーです。できればもう少しがんばってください、父上。あんまりかなしいこと言わないで。

突然ですが。これまで自分は職場恋愛というものを肯定しかねる、というより単に、自分には縁のない話とばかり思っていました。でれでれ甘えたりみっともないとこさらけ出したりする相手と毎日顔突き合わせて働かなくちゃならないなんて、そんなの羞恥プレイ以外の何物でもないじゃんか。というふうに考えていたわけです。10年前に姉が職場結婚したときもその思いはまったく変わらず、それどころか「姉妹でも違うんだなぁ、こういうところは」などと内心こっそり感心していたくらいの勢いで。それなのに今朝、どういうわけか、歯ぶらしを口につっこんだままぼーっとしてたらどこからともなく突然別の思考がやってきました。「・・・だけどそれって、どんなにしんどいくだらない仕事でも、毎朝職場にさえ行けば必ず好きなひとに会えるってことだよなぁ」って、ものすごく今さらですけどそれがとても素晴らしいことのように思えてしまって、いてもたってもいられなくなったのです。うちの姉も義兄もあのひともその嫁さんも皆、そういう意味では職場へ行くのが楽しくて仕方なかったのかなぁ、なんてことを想像したらひどくうらやましくなるのと同時に、つくづくさびしくなりました。物事には全て、いい面と悪い面がある。確かに。しかし実際問題としてわたしの恋人は同じ職場にはいないわけで、出勤するのが楽しくなるよう自分をコントロールするには、疑似恋愛対象としての異性を見つけるより他にないのかもしれません。で、そのひとを心のアイドルとして(勝手に)脳内でのみ愛でることができればきっと、朝もすっきり起き上がれるし歯ぶらし口につっこんだまま5分も10分もぼーっと無為に過ごしてしまうようなこともなくなるのでしょう。たぶん。で、問題はその対象として適切な人材が思い浮かばないってことなんですけども。・・・・・・以上、恋人に構ってもらえない26歳女子の笑えない妄想でした。おやすみなさい。