almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Thank you for being you.

冷静になって考えてみれば別にどうということもないのに、あるとき突然何かの拍子に思い出すとつい条件反射で笑ってしまう、というものがいくつかあります。わたしの場合それは「ヒデキ感激」だったり「欽ちゃん走りをしている最中の欽ちゃんの表情」だったりするのですが、今朝目覚めるときはどういうわけか夢の中でクイーンの「♪ママァ〜」が何度もループしており、呼吸困難寸前のところでようやく覚醒するに至りました。こんなふうに笑いながら目を覚ますなんて、もしかしたら初めてのことかもしれません。ついでに言うと自分はあまりクイーンを聴いたことがなく、したがって好きも嫌いも特にないのですが。いきなり何の前触れもなくあの部分だけ聴かされたら、どうしたって笑ってしまうと思いませんか(ごめんなさい)。ところでネタがとれも非常に古いのはきっと、すべて幼少の頃の記憶がベースになっているからなのだろうと思います。刷り込みっておそろしい。
思い出しついでにもうひとつ。自分で憶えているかぎり一番最初に「怖い」と認識したのは確か、タイガーマスクみたいなメイクを施して歌い踊るジュリー様だったはずです。それから現在に至るまでずっと、必要以上にセクシィだったり眼光鋭かったりする男性がやたら苦手なのはもしかしたらそこらへんに原因があるのかもしれません。というようなことを、今やころんと丸いおなかがチャーミングなあのお方をテレビや何かで見かけるたびに思い出したり出さなかったり。へなっとやわらかそうな雰囲気の男のひとばかり好きになるのもそのせいかしら。うーん。

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たとえば。仕事に没頭してたりミートローフをうまく切ろうと集中してたり窓ガラスを一心不乱にこすってたりする間は何の心配もいらないのですが、それからふと我に返る瞬間というのがとてもおそろしく感じられてしかたありません。ずっとひとつのものごとに集中していられたらきっと楽なのに。というようなことをひとりでぶつぶつ考えていたところへすばらしいタイミングで届いた1通のメールはまさしく蜘蛛の糸、さもなければ暗闇に差す光明のごとく感じられたのですよ。最低に捕まって抜け出せないとき、いちばん必要なのは自分だけに与えられる言葉なのだなぁと半べそかきつつ思い知った次第です。もしもいま目の前にあなたがいたら、と思うだけでもとても楽な気持ちになります。どうかあなたに深い眠りが訪れますように。おやすみなさい。