almost everyday.

its a matter of taste, yeah

少しは前に進んだのかなぁ

きのう書くのを忘れましたが、酔った勢いで反射的に何となくホットメールのアドレスを新規取得してしまいました。ものすごーく長ったらしくて打つのめんどうで、それでも自分の中(だけ)ではこれ以上ないくらいにすばらしく秀逸なアカウントですよ。ためしに数えてみたら全部で26文字もありやがりました。現在、使いみちを熟考中です。何に使おうかなぁ。わくわく。

アッシュが日本にやってくるのはもちろん嬉しいし(たとえ自分が見に行かなくても)、こちらのミュージシャンと共演することで新しいファンを得るのももちろん喜ばしいはずだ。と、頭では分かったつもりでいるのですが。どうしてもあの、悪夢のような光景がまぶたの裏に蘇ってきてきてしまうのです。あれは今から4年前、ジャパンフェスに光臨したジョンスペンサー様のステージにおける客の、恐ろしいまでの引きっぷりを覚えている方はどなたかいらっしゃいませんでしょうか。

今でこそ日本最大規模の邦楽フェスとしてその名を轟かせているジャパンフェスですが、当時はまだ方向性を模索している最中だったようで。その年に限ってはなぜか、洋楽勢が2バンドほど招かれたのです。が、既にフジもサマソニも開催されていた01年当時、3日間に渡って行われる野外フェスの膨大な邦楽勢にぽつりと2組混ざった程度で洋楽ファンが腰を上げるはずもなく、従って客の大多数は「あなた誰?」という目で洋楽勢を見ていたと。さらに悪いことには、その日のハイライトである大物バンドを少しでも間近に見ようと目論んだキッズ達が前倒しでステージ前の場所取りを始めてしまった、というわけなのです。それはもう、目を覆いたくなるような信じがたい光景でした。あの広大なグラスステージを埋め尽くさんばかりの聴衆が、ほとんど棒立ちのまましらけた顔でぼんやり前を見ているだけなのですから。ジョン様の声が熱く湿れば湿るほど、テルミンを操る手つきが官能的であればあるほど、こちら側との距離がどんどん離れていくようでいたたまれない気持ちになったのをよく覚えています。あんなひどいことは、この先どこのステージでも再現されてほしくない。

とは言うものの、今回のアッシュに関して言うなら、他のメンツも洋邦半々くらいなのであれほど極端なことにはきっとならないのでしょう。それでもやっぱり少しは心配なのであります。どうか彼らが日本を嫌いになったりしませんように・・・。祈ることしかできないけれど、どうかお願い。本当に、心の底から!

ふと思い立って、帰宅後ひとり豚の角煮をつくりはじめました。今回は半熟ゆで卵も投入したデラックスバージョンです。脂身がふるふるのとろとろ、明日には食べごろかしら。ああ、たのしみ。匂いだけでビールがおかわりできちゃいそうな勢いですよ。おやすみなさい。