almost everyday.

its a matter of taste, yeah

震えてるんだぜ身体じゅう

けさ、今季はじめて車の窓が凍りました。どうりで寒いはずだよ。いや、寒いっつうよりか既に痛いです。指先がささくれ立ってるうえ血もうまく通わず、ちょっと強くひっぱたりしたらごろんともげるんじゃないのかこれ、ってくらい冷え切ってがちがちに固まってるのです。いつまでも意地張ってないでそろそろストーブ使うべきなのか、という弱気な思いが頭をよぎることもあるけれど、どう転んでもあと2週間は職場に暖房が入らないことを考えるとどうしても二の足を踏んでしまいます。ここで甘えたら向こうにいる時間がますます辛くなるよなぁ、という不安にさいなまれるわけです。ああ、21世紀もそろそろ5年めに突入しようかってときなのに、自分はどうして未だにこんなアナログ以前のところで逡巡しなくちゃいけないんだろうか。それもこれもすべて職場が貧乏、そしてボスが吝嗇かつ偏屈なせいです。この際自腹切ってもいいから自分で灯油を持ち込みたい!でもってストーブを自分の席の目の前に置いて独占してしまいたい!・・・というようなしょうもないことをハンドクリーム塗りこめながらぶつぶつと考え込んでしまうほどに心がやさぐれております。夏の暑さは心をじわりと怠惰にしますが、冬の寒さは際限なくエゴを肥大させるように思えてなりません。つらいです。

ええと。わかりやすい言い方をするなら「東大に入ってもバカはバカ」というようなことを口にする人がいたとして。その人がそう思うのはそれがその人にとっての真理だからなのだろうし、そのこと自体に文句を言うつもりは毛頭ないのですけれども。まず第一に、それを口にする資格があるのは実際に東大に入ったことのある人だけだという真実を忘れちゃいかんと思います。同じフィールドに立たない限りは、何を言っても負け犬の遠吠えでしかありません。第二としては、その考えを他の誰かに知らしめようとしてる時点でそいつも相当おバカさんだと思うわけです。相手を貶めようとするあまり自分の品位を下げてることに気付かない、というのは間抜けを通り越してもはや哀れですらあります。どうしてそういうことに気付かない、というより考えようとしてみないんだろう。もっと能率のいい攻撃のしかたがあるだろう?とか考えてる自分がいちばん性悪だとは思うんですが、それはそれとして。正面きって誰かを傷つけようとするなら、せめてもう少し周囲に気を遣うべきだ。というようなことを思いました。強く。

帰宅後は寒くてもやはり散歩へ。部屋のアルコール臭がまだ抜け切らないので、できるだけ長い時間を外で過ごしたいのです。少し離れた古本屋で「キス」全8巻を読み返し(名作です)、帰りは閉店間際のスーパーを物色。タイミングがよかったのか、魚売場がすばらしいディスカウントぐあいでした。かれいの切り身、つぼ鯛の一夜干し等を格安にて入手、ほくほく顔で帰宅。おふろに入ってすとんとふとんにもぐりこみます。おやすみなさい。