almost everyday.

its a matter of taste, yeah

夜の定点観測

少しずつ、しかし確実に月が満ちていくのを確かめながら毎夜おもてを歩くのは、心を落ち着かせるのにとても有効だということを身をもって確認しつつあります。月が満ちるのと同じように嬉しいことがふえるなら、それはとても素敵だろうと思います。かと言って新月に向かう期間が楽しくないかというとそんなことは全くなく、ナイフで削いだような薄い薄い三日月などは口を開けたままうっとり見とれてしまうくらいなのですが。無理やり意味を持たせるとするなら、その欠けぐあいと同じくらいしんどいことが遠のいてくれるよう祈りたいです。次の満月は金曜日。天気がよければ酒もってひとり月光浴を予定しております。たのしみ。

すこし前に利き手親指先っちょの皮がぱっくり割れてからというもの、そのまま一向に治る気配がありません。うっかりすると大事な書類を血で汚してしまうし、水仕事のたび目の覚めるような痛みを味わうのもそろそろいい加減つらくなってきました。というわけで、実に5年ぶりくらいで水ばんそうこうを購入。薬局を出るなり箱を開けるのももどかしく中身を取り出し、さっそく傷口にあてがってみたらやはりあのどう考えても身体にわるそうな下手すりゃほんとに何かの害がありそうな、平たく言えば揮発系の鼻をさす刺激臭が漂ってきて不覚にも懐かしさのようなものをおぼえた次第です。どれだけ医学が進歩してもこの臭いだけは未来永劫変わらない、そんな確信にも似た思いが浮かんだような気がするのだけどそれもいつの間にかどこかへ消えてしまいました。揮発系だから?まさか。

あさってから郡山で催される「人体の不思議展」の前売り券を買いました。相当グロいらしいので、びびりながらもたのしみにしてます。どうにも耐えられそうになかったら、せめて指の隙間からでも堪能してくるつもりです。相方も無理やり連れて行きます。もちろん。おやすみなさい。