almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ネタの宝庫と呼ばれる一日

二日酔いにすら満たない、まだふつうに酔っぱらったままの状態で出勤。下向いて目を閉じるとただそれだけでまぶたの裏側にペイズリー模様が浮かんできます。気持ちわーるーいー。ぐったりです。たぶん軽い脱水症状みたいなことになってるんだと思うのですが、ゲータレードがこの世のものとは思えないほどなめらかにするする胃に落ちてくるその清らかな感触だけが心の支えになりつつあります。認めたくはないけれど、ここ何年かで明らかに酒に弱くなりました。もう酒好きだなんて言ってられないかもしれません。ひとり酒はあいかわらず好きですけども。結局のところ、自分のペースがうまく保てないと酔いかたがひどくなるってことみたいです。態度でかいのに小心者。チキン野郎だ。なさけない。

で、酔っぱらいながらも一応働いてはいたのですが、お昼前にちょっとしたアクシデントがありました。力を入れて歯を食いしばった瞬間に下顎の骨がずれたのです。そりゃーもう痛くて痛くて辛抱たまらん状態で、ほとんど涙目になりながらボスに事情を説明し頭の中は依然としてペイズリー模様のままで、痛いのと気持ちわるいのがどちらも臨界点付近でうごうごせめぎ合ってるみたいな極限状態の中、無謀にも自分で車を動かしてかかりつけの口腔外科まで行って来ました。事故らなかったのは奇跡に近いと思います。すごいや俺。

治療はごく簡単なもので、力業でがつんと一発骨を正しい位置まで戻してもらうのみ。ものすごく痛かったしとんでもない音(無理やり文字に起こすなら『ぎょにりりりっっ』みたいな感じの)がしたけど、とりあえず治ったので良しとしておきます。職場へ戻ったらボスに「昨日の酒に何か悪いもんでも入ってたか?」とニヤニヤしながら尋ねられたのでいちおう否定しておきました。まさか朝までコースとは口が裂けても言えません。それはそうと、昨日同じ飲みに参加していた隣の席の2年めくんが二日酔いで休んだのが解せないです。ずるい!あたしも休みたかったのに!いいなあ。

終業後、部屋へ戻らずそのまままっすぐ高速バスで仙台へ。乗り継ぎがよくて21時前には相方宅に到着できました。部屋を片づけて買い出しに行って、ごはん作って可能なものは冷凍して、お風呂洗ってお湯ためて、とすっかりいい妻気取りです。残業を終えて25時すぎに帰宅した相方は、お風呂あがりにわたしの腰骨あたりをつるりと撫でて「きのう転んだでしょ、これ」と言いました。何のことやらわからないまま自分もそこに触れてみると、皮がざらついて少し熱をもっていたので顔から火が出る思いでした。あからさまに打ち身です。いい妻撤回。酒に飲まれた新成人以下ですよ。以後気をつけます。おやすみなさい。