almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ざんばら髪の男vs蛇の髪を持つ女

新しい職場では、すぐ隣の席にバイトさんがいます。とても小さくて目がぱっちりしててどことなくふわふわした雰囲気の、服で言うならマーガレットハウエルあたりがしっくりきそうな女のひとです。しばらくお互いばたばたしててろくに話もできなかったのだけれど、今日になってようやく少々つっこんだ自己紹介のようなものができました。びびりました。わたしより3つも年上だなんて思わなかった・・・。あの可愛さで30台はないだろう。嘘だと言ってくれ、と思いましたが時既に遅し。こちらは今年で社会人10年め、そして現在27歳だと告げたらやはり向こうも驚いてました。見た目ってわからない。

で、そこそこ親しく話せるようになってそっと持ちかけられた相談がひとつ。彼女は出身地がとても遠いらしく、今までは帰省するたび髪を切っていたのだけれどここんとこ半年以上もほったらかしで「結び目をほどいたらもう、伸び放題で落ち武者みたい」なのだとか。可愛いひとの口からそんな、落ち武者だなんてグロテスクな名詞が出てくるだなんて思いもよらずについ笑い転げてしまいました。それではと思い「いや、わたしのこれも実は縮毛矯正なんですよ」とカミングアウト。「今の時期はまだいいけど、梅雨時にうっかり天パが蘇ってきたらそりゃもう毎朝メドゥーサですね」と言ったらこれまた大受けでした。一歩間違えれば落ち武者とメドゥーサが並んで働く(かもしれない)職場。出来うる限り実現させたくないものです。お互い髪には気をつけようね、というお話。いちおうわたしの通うお店の紹介カードも渡しときました(2割引になるらしいので)。お役に立てればいいのですが。おやすみなさい。