almost everyday.

its a matter of taste, yeah

褒めて伸ばしていただけるならそれがいちばん嬉しいです

新しい職場で働き始めて、早くもそろそろ最初の月の折り返し地点に手が届きそうなところまで来ております。これまで経験してきた仕事とは何もかもがまるっきり違うため、まごついたりおたおたしたりすることがいまだに多く「とんでもなく仕事のできない奴が来たな、こりゃハズレだわ」と思われていやしないかとひやひやしながらどうにか日々をやりすごしているわけですが、それでも何とか無事でおります。少なくとも現時点では。わからないことが多すぎるあまり前年分の書類の文言をそっくりそのまま拝借しているときなど、唐突に頭の中で「♪昨日の残りのスキヤキも見よう見まねで卵とじ〜♪」とかいう歌詞が飛び交うくらいのカオスぶりです。大丈夫か、自分。自分で自分がよくわからない。

とある年配の男性(ちょうど実家のおとうやんと同じくらいの歳)と、分担制でひとつの仕事をすすめることになりました。歳のわりに大きく精悍な身体つき、日焼けした顔に見事な銀髪、そして人懐こい表情。顔合わせの時点で既に「このひととは気持ちよく仕事ができそうだ」という確信に近い直感のようなものを得たのですが、実際にサシで話してみたらその思いはますます強まりました。1対1でもまったくつらくないのです。会話のテンポや間合いのとりかたも似通っているようで、わたしの経験のなさをマイナス要因としてもそこそこスムーズな意思疎通ができたように思います。このひとと組めてよかった、と心底思いました。うれしい。そしてさらに喜ばしいことには向こうもだいたい同じ気持ちを抱いてくださったらしく、「なんかオレ、アンタとは仲良くやれそうだわぁ〜。せっかくだから下の名前で呼んでもいいげ?いいげ?」とか言ってくれちゃうほどの乗り気ぶり。ありがとうございます。わたしはしあわせものです。しっかりたっぷり残業して散歩に出かける余力もないほどくたびれてるけど、それでも何だか満たされたような気分ですよ。明日もこんな感じで働けたらいいなと思います。おやすみなさい。