almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Thank you for being you.

朝、いつもより心もち早めに目を覚ましてバスで駅前へ。朝マックを食べてからアラバキのシャトルバス乗り場に並びます。道路を挟んだ向かい側にはNEWSのコンサート会場へ向かうシャトルバスを待つ人たちの列が長く伸びており、あちら側とこちら側の客層の違いを冷静に客観的に眺めてちょっと楽しい気分になってみたりしました。実を言うと、ジャニーズのコンサートには(一度でいいから)行ってみたい。という思いが頭の片隅にほんのちょっとだけあったりします。なんていうかこう、ものすごい異世界というイメージがあるので。無駄にデカいうちわとか買ってきゃあきゃあ言ってみたい。よほどのきっかけがない限り永遠に実現しなさそうではありますが。

シャトルバスには隙間なくぴっちりと客を詰め込まれ、運悪く補助椅子に座らされる羽目に。同じチケット代払わしといてこんな座り心地の悪い椅子をあてがうだなんて、てめえいい根性してんじゃねえか。と凄んでやりたい衝動にかられましたがそこは大人なのでぐっと我慢。しかし本当の試練はここから始まるのでした。道が混んでるのは連休だからまあ仕方ないとして、会場近くに着いた我々が最初に目にしたのは、入場を待つ人々のいつ果てるとも分からない長蛇の列・列・列。バス駐車場からわざわざその最後尾まで折り返し歩かされた後たっぷり2時間待たされて、ようやくリストバンドを交換できました。ゲートが眼前に迫ってきたあたりでようやくその全貌を掴むことができたのですが、チケット→リストバンドの交換所は立地上の問題からか縦にやたらと細長く、どう頑張ってもいっぺんに大人数をさばくのは困難としか思えません。我々はそこで済んだからよかったものの、キャンプサイトも併せて申し込んだ人は入場後さらに受付でたっぷり待たされていた模様。こんなに仕切りが悪いフェスは初めてです。去年は何もかもがそこそこスムーズだったのに、何だってまた今年はこんなに全ての面で後退してしまったのかしら。キャンプ場という場所の特性(道路が狭い・敷地内が入り組んでいる)を差し引いても余りある出来の悪さです。求む、改善。

誤解されると困るのでこちらは声を大にして言いたいのですが、運営以外の部分はすべてがすばらしかったです。ブライトキッズは一番手にふさわしい堂々とした清々しさでした。トランペットで顔が隠れてしまいそうに小さな小さな女の子と、自信たっぷりのねばり腰でベースを弾く男の子がきゅーんとするほどかわいかった。ビール飲みつつひと休み中、耳に飛び込んできた音があんまり格好よすぎて走って見に行ったのはドーピングパンダ。♪あいらーびゅー、びゅー、びゅー♪って曲が特によかったです。踊りたおしました。踊り疲れて少し眠ったあとでオーシャンレーン、ラストの"The Sun"て曲で雲が割れて陽が差してきたのがしあわせでした。オーシャンレーンが終わると同時に隣のステージで音速ライン、さらに移動してコオロギ。音速ラインは人懐こいのにどこかしたたかな感じがしました。コオロギはウッドベースにやられました。どっかで見たことあるようなギターだな、と思ったらアベフトシさんでした。何も知らなくてごめんなさい。気がつけば汗まみれ。満喫。

18時には駅前へ戻り、来仙中のゆうきさんと合流。お気に入りの沖縄ダイニングでごはんを食べて、いっぱいお話しました。お会いできるのが本当にうれしくて楽しみで、それでも変に緊張してしまって直前にはお腹まで痛むほどだったのですが、いざ対面してみたらそれらが全部いっぺんで吹き飛んでしまいました。初めてのひとと二人きりだと普段以上にあわあわしてしまう自分が、わりかし落ち着いていられたことにびっくり。もう5年近く?いやそれ以上?も言葉を交わし続けてきたそのひとは、華奢で目がきれいでさりげない気配りの上手な、すてきな女の子でした。また会いたいな。九州初上陸の日はそう遠くない、かもしれません。必ずや。

その後、レイトショーで「ザ・ロングシーズン・レヴュー」を鑑賞。最初のうちはただただ佐藤さんの不在がせつなくてきちんと直視できなかったのだけれど、次第に音そのものがすんなり浸みこんできて気持ちよく見終えることができました。特に、終盤の山崎まさよしを迎えてのロングシーズンはふわふわと夢の中を歩くような心地よさ。茂木さん×ASA-CHANGの新旧スカパラセッションもよかったです。ただ、本編終了後のおまけ。あれは反則だと思いました。泣くよそりゃあ。あれはひどいよ。不意打ちもいいとこですよ。というお話。

とてもとても、ものすごく、濃密な1日でした。たのしかったです。おやすみなさい。