almost everyday.

its a matter of taste, yeah

猫にハスカップ

お昼まえ、調べものをしていてガチガチに硬い本(ミニ六法全書みたいにゴツい、角度とタイミングさえ合えば人を殺めることさえできそうなやつ)をあちこちめくっていたらば、突然なんの前触れもなく超リアルタッチな故・小渕元首相の似顔絵が目にとびこんできて思わず我が目を疑いました。ていうか、反射的に吹いてしまいました。その後も数十ページにわたり同様のタッチで歴代首相(中曽根とか細川とか村山とか)や野球選手(王と長嶋、あとはよくわからないけどとりあえずジャイアンツのユニホームを着用)が描かれており、何だか妙にいろんなことを考えさせられた次第です(そんな暇はどこにもないのに)。これを描いたひとはその時、いかなる心理状態だったのでしょう。「こんなの読んでらんねえよ」とやさぐれていたのか、はたまた「どうしよう、まるで何も理解できない」と悩んだ末の現実逃避だったのか、それとも単に会議中か何かの暇つぶしだったのか。いずれにしても気の毒です。というかかなりシンパシーをおぼえます。描かれた人々の顔ぶれから察するに、これはきっとわたしよりだいぶ年上のそれも男性、そして時期は今から10ないし20年前のはず。下手すりゃうちのおとうやんと同じ年代の方かもしれません。できることなら会ってみたいなあ、そしてこの本の難解さおよび不親切さを愚痴りあいたいなあ。なんてことをぼんやりと思いました。相変わらずちっとも仕事がはかどらないまま、書類の山に埋もれたままで。この山は、いったいいつになったら片付くのだろうなあ。せめて夏が来る前に。なんとか。

午後からは、頼まれ仕事でとある会合の受付作業など。そんなわけで2か月ぶりのスーツ出勤なのでした。黒の3シーズン用スーツはさすがにそろそろ暑いなあ、なんて思ってたらいきなり雨が降り出したのでびっくりです。雨上がりには今シーズン初の蚊にも遭遇。そろそろ梅雨も近いのですね。今年の5月は晴れの日が少なくて、何だかちょっともの足りない気がしております。どうか梅雨は梅雨らしく、豊かな雨を。そして夏は夏らしく、すっきりと晴れますよう。おやすみなさい。