almost everyday.

its a matter of taste, yeah

窓を叩く雨が強くなる

梅雨が明けてわずか1週間で台風がやってくるだなんて、いろんな意味であんまりすぎやしませんか。幸いにも直撃を免れたおかげで、終業後も職場に縛りつけられることはなくて済みましたが。今の職場は海のそば(というか目の前)にあるので、警報が出たら休みの日でも即出動しなければならんのです。8号もどうぞお手柔らかに。

官製はがきを2枚買ってきました。新潮文庫の100冊プレゼント(2冊買うと必ずもらえる、というあれです)に応募するためのものです。今年は対象商品を4冊購入したため、うちひとつを保管用にする予定。ちなみに今年買ったのは伊坂幸太郎「重力ピエロ」、江國香織「号泣する準備はできていた」、角田光代「キッドナップ・ツアー」、ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」というラインナップであります。伊坂さんは以前こちらにもちらりと書いたとおり、すばらしくおもしろかったです。それに深い。江國さんのは新刊ってことで選びましたが、なんか消化不良。気怠さとため息に満ちた大人のお話は自分にはまだ早いのかもしれません。時が来ればわかるのかしら。それはそれで怖いような。角田さんのは小学生が主人公。思春期に入る少し前の子供の醒めた目線と、それを庇護するはずの大人の未熟さみたいなものとの絡みがよくてすいすい読めます。ラヒリさんのは短編集。インド系移民を中心人物に据えたものが多く、これまで読んだことがない感じでおもしろいです。訳がもうちょっとやわらかい感じだったらもっといいのにな、と思いました。おやすみなさい。