almost everyday.

its a matter of taste, yeah

おいでませ、いわき

ここ何日か寝苦しい夜が続いたせいなのか、変に疲れが溜まっていたようで10時すぎまで熟睡。さらに追い撃ちをかけるかのように相方からメール。いわく「急に町内会のお掃除に出なきゃいけなくなったから1本遅いバスで行くわ」とのこと。ふつうのバスの「1本」ならばせいぜい1時間程度のズレで済みますが、何しろ仙台−いわき間の高速バスは1日5往復しかありません。それも、どういうわけか朝10時発のを逃したら次は14時になってしまう魔の時間帯に当たるため到着は夕方のはず。ひどいよ常磐交通!12時台にも運行してよー。ついでに言うなら運賃下げてよー(それはちょっと言いすぎ)。

あーらら半日つぶれちゃったなどうしよう。としばし考えたのち、結局はひとりで岩盤浴へ。がっつり水のんでがっつり汗かいてがっつり漫画読んできました。滞在時間3時間、岩盤浴室内に居たのは正味1時間。けっこうな長居ぶりです。関係ないけど斜めうしろのつい立ての向こうにいた男子二人連れが寝そべりながらずーっとべらべら喋ってて、しかもその内容が「キャバクラ行きてー」「ほんとなー」とかどうしようもない話題ばっかりで(男の人どうしの話し声って、ああいうとこだと特によく響くのですね)いいかげん静かにしてくれよーと心の中で毒づいていたら、50代後半とおぼしき強面のおっさんがスタスタと近づいてきて静かに、しかし有無を言わさぬ強さで「おめぇらうるさい。黙れ」と言い放ってくれたのでスカッと溜飲が下がりました。いいなあ、あの顔であの声が出せるなんて。もしも男の人に生まれ変わるなら絶対ああいう、おっかない顔で低い声がいいなあと思わされた瞬間でした。いろんな意味で心身ともにリフレッシュ。で、ちょうどいいぐあいに時刻は17時。相方を迎えに行ったその足でサーティワンアイスクリームへ出かけ、ラムレーズンのレギュラーサイズを食べました。ここのラムレーズンは定期的に食べたくなる味です。こってり甘くておいしい。

20時からは、はるばる遊びにいらした二人のMさんと地元のJさんと5人で飲み。ハートランドを飲みつつイタリアンを食べ、いろいろ話して楽しい時間を過ごしました。お手製のなべつかみと鳩サブレ(大好物)をいただき感無量。オーダーストップの後は倉を改造してつくったという趣あるバーへ移り、あからさまに日本酒なオリジナルカクテルを飲んだり及び腰で銅鑼を叩いてみたりしました。楽しかったです。次はぜひジャズフェスでお会いしましょう。Jさん、今度会ったら日曜の顛末を聞かせてください。たのしみにしてます。

ふわふわと楽しい気持ちのまま歩いて帰るつもりが、夏の夜の熱い空気にやられてしまってふらふらとタクシー乗り場へ。タクシーの中は、いつでも、どこの町でも、ほとんど完璧に同じ匂いがするような気がします。あれはどうしてなんだろう?なんてことをぼんやりと考えながら帰途につき、除湿の効いた部屋へぱたりと倒れこんであっという間に夢をみてしまいそうな気分です。おやすみなさい。