almost everyday.

its a matter of taste, yeah

さよなら言わなきゃ

昨夜、寝がけにおそろしいものを見てしまいました。天気予報を見ようとテレビをつけたら、そこに映し出されたのは白衣姿のネプチューンが何十匹ものカマキリのお尻を次々と水に浸している、というやたらシュールな画ヅラ。目を凝らして小さなテロップを読んでみたところ、カマキリのお腹の中にいるハリガネムシ寄生虫)が水に浸したお尻から出てくる、というのをほんとかどうか実際に試してるのだとか。で、いよいよ、黒い細長いハリガネとしか言いようのないその虫が実際ににゅるにゅる這い出てくるところを見てしまったらば、わたくし本気で全身に戦慄が走りました。こわいよう!もしも自分がカマキリだったとして、もしも己が腹ん中にあんなのがいると分かったりしたら、その瞬間に絶対即行川でも海でもダイブしてやる。と思いました。ものすごく怖かったです。夢に見なかったのがせめてもの救いかしら。あーうー。子供時代に見てたりしたら間違いなくトラウマ決定。よかった、大人になってからで。

スーパーへ出かけた際、おいしそうなものを見るとつい買ってしまって結局そのまま冷凍庫行き。ということがよくあります。上等な白身魚の切身とか、塊のままのベーコンとか、普段あまり手に入らないものだと特にそう。別に帰ってすぐ食べたっていいはずなのですが、何となくひとりでは調理する気も食べる気も起こりません。「一人で食べてもつまんないしなあ」とか「どうせなら相方がいるときにしよう」とか「一人じめしちゃ悪いよなあ」とか、そういう気分がぐるぐる渦巻いて気がつくとついフリージング袋に手が伸びてしまいます。「おいしいものはあなたと食べたい、と思える相手がいる」幸せを思うと同時に、「その相手が常に傍にいるわけではない」という空虚さのようなものが迫ってきたりもして、うれしいようなさびしいような妙な気持ちになりました。きっと次の3連休も忙しいのだろうな。もうあとほんのちょっとでいなくなってしまう「20代の」相方に心の中でだけさよならを言って眠ります。おやすみなさい。